慶應通信のすゝめ

慶應義塾大学 通信教育課程で学び卒業を目指します

『慶應通信のすゝめ』は、慶應義塾大学 通信教育課程(経済学部)の卒業を目指す社会人のブログです。自分自身の学習計画を整理するために立ち上げました。私と同じようなことでつまずく通信生も世の中にはきっといるはず。少しでもお役に立てればと思います。

タグ:慶應通信

『塾生ガイド』と『テキスト科目履修要領』を読み終えたところで、ざっくりとした「履修計画」を立てたいと思います。

「あれもこれも」と学びたい科目から計画すると収集がつかなくなりそうです。どれくらいの数の選択科目が卒業に必要かをまずは調べて、それから組み立てていこうと思います。

 慶應通信を卒業するためには、「卒業所要単位」は“124単位以上”が必須要件です(そこまでいって、ようやく「卒業試験」が受けられます)。「卒業所要単位」の内訳は、「総合教育科目」が“48単位以上”「専門教育科目」が“68単位以上”「卒業論文」が“8単位”になります(それらを合算して“124単位以上”ということです)。

「卒業所要単位」124単位以上 
 「総合教育科目」48単位以上 +「専門教育科目」68単位以上 +「卒業論文」8単位


総合教育科目(48単位以上)

「総合教育科目」は、「3分野科目」「必修外国語科目」「選択外国語科目」「保健体育科目」に分かれます。中でも重要なのは「3分野科目」と「必修外国語科目」です。

■「総合教育科目」の卒業要件(経済学部) 
総合教育科目(48単位以上)
■卒業要件(法学部)http://www.tsushin.keio.ac.jp/faculty/law/

「3分野科目」の場合、「テキスト」からは“24単位以上”を修得する必要があり、「スクーリング」(もしくは「E-スクーリング」か「放送授業」)からは“12単位まで”しか卒業要件にカウントされない縛りがあります(当たり前ですが、通信生は基本的に「テキスト」で学べということです)。また「各分野ごとに“2科目以上”かつ“6単位以上”」が必要です(これは履修する科目の偏りを防ぐためでしょうね)。つまり「3分野科目」は“32単位以上”の習得が必要ということになります。

 私の場合は経済学部の学士入学なので、「総合教育科目」“48単位以上”のうち“36単位”は認定されるので履修する必要はありません。「3分野科目」の『統計学』“4単位”と、「必修外国語科目」として選択した「英語」の“計8単位”のみを選択すれば良いことになります(「英語」は仮認定していません。どのみち試験を受ける必要があるので、テキストで学んだほうが良いという判断です)。

「総合教育科目」の履修計画は下記になります(テクストは「T」/スクーリングが「S」)。

■総合教育科目(48単位以上)

【3分野科目】
『統計学』T(4単位)

【必修外国語科目】
『英語I』T(2単位)
『英語II』T(2単位)
『英語VII』T(2単位)
『英語リーディング』S(1単位)
『英語ライティング』S(1単位)
─────────────────────
 計 12単位( + 認定36単位 = 合計48単位)


【履修不可だが興味のある科目】
『経済学』
『数学(基礎)』『数学(微分・積分)』『数学(線形数学)』
『日本史(日本史)』『日本史(世界史)』
『論理学』『哲学』『文学』『社会学』
『英語リーディング』『英語ライティング』放送授業
 ※放送授業「英語」CDの購入予定(1セット13,500円)


専門教育科目(68単位以上)について

「専門教育科目」“68単位以上”の中でも「必須科目」(経済学部の場合「6科目“17単位”」)は絶対に履修しなければならないので、こちらで選ぶ必要のある科目は残りの選択科目“51単位”です。

「選択科目」51単位 
 「専門教育科目」68単位以上 −「必須科目」17単位

■「専門教育科目」の卒業要件(経済学部)
専門教育科目(68単位以上)

■卒業要件(文学部)http://www.tsushin.keio.ac.jp/faculty/flet/graduation.html
■卒業要件(法学部)http://www.tsushin.keio.ac.jp/faculty/law/

「専門教育科目」の場合、「テキスト」からは“40単位以上”を学ぶ必要があり、「スクーリング」(もしくは「E-スクーリング」か「放送授業」)からは“28単位まで”しか学べない縛りがあります。

慶應通信に入学したら最初に読むべき2冊(+1冊)」にも書きましたが、「テキスト」と「スクーリング」で同じ科目を重複履修しても、慶應通信では単位を取ることができます(ただし「テキスト」と「スクーリング」では同じ科目でも単位数が違います。外国語や実験、保健体育や体育の一部を除き、「スクーリング」のほとんどの科目は2単位です。【参考】「開講科目一覧 講義要綱」)。その方が単位も取得しやすそうだし、理解もより深まりそうなので、この制度は積極的に利用させてもらおうと思います。

「必須科目」は特に重要な科目なので、「テキスト」&「スクーリング」の重複履修で学びます。「選択科目」に関しては各「必須科目」を学び終えた辺りで、どの科目を選択するか決めたいと思います。取りあえず現時点では『?』としておきます。科目によっては1単位や3単位、4単位のものもありますが、分かりやすさを優先線して、未選択の科目はすべて「2単位」としています(数が多いので)。

「専門教育科目」の履修計画は下記になります(テクストは「T」/スクーリングが「S」)。

■専門教育科目(68単位以上)

【必須科目】
『経済原論』T(4単位)+ S(2単位)
『経済史』T(4単位)+ S(2単位)
『経済政策学』T(2単位)+ S(2単位)
『財政論』T(2単位)+ S(2単位)
『金融論』T(2単位)+ S(2単位)
『経営学』T(3単位)+ S(2単位)
─────────────────────
 計 29単位(T17 + S12単位)


【選択科目】
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)
『?』T(2単位)
『?』T(2単位)
『?』T(2単位)
─────────────────────
 計 40単位(T16 + S16単位/Tのみ8単位)

 合計 69単位(T41 + S28単位)


今後の学習予定

 今後の学習予定ですが、『テキスト科目履修要領』(P10)でオススメする『英語II』→『英語VII』→『英語I』の順番で、あえて苦手な英語から始めます。

 その次には『数学』を自学自習しつつ、一番大変そうな『統計学』にガッツリ取り組みたいと思います。

 そこまでいけたら、専門教育科目の中の必須科目『経済原論』に着手。『テキスト科目履修要領』には、経済系のどの選択科目にも『経済原論』を学んでからと書いてあります。基本中の基本になる科目なので、これもみっちり取り組みたいです。それを終えた段階で選択科目のどれを選ぶか具体的に決めていきたいと思います。

 一科目のレポートを提出し終えるまでは、他の科目には手を付けません。以前の記事「効率的な学習法を考える」にも書きましたが、どの科目も「8割の原則(8割を理解したら先に進む)」を徹底します。

 現時点ではざっくりとした履修計画にとどめ、更なる詳細は慶友会に入会し、先輩方のご意見を伺った上で改めて考えます。しばらくは『英語II』の勉強だけに集中します。

※間違い等ございましたら、ご指摘いただければ幸いです。


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 慶應通信生のブログを拝見していると、最短で卒業するため物凄いハイペースで学習している方。のんびりマイペースでコツコツ勉強を進めている方。在籍期間12年ギリギリで卒業された方も中にはいらっしゃるようです。

 慶應通信での学習をどれくらいのペースで進めていくのかについて、今回は考えてみたいと思います。
もしもし亀よ亀さんよ
 慶應通信の在籍所要年数は、普通課程が4年、特別課程が3年、学士入学は2年半ほど最低でもかかります(在籍期間の最長は12年まで)。そういった中、どういったペース配分で学習していくかは、それぞれの考え方や目的、個々の能力によって違ってきます

 自分のペースで自由に学習できるのが通信制大学の良さですが、そのぶん自己管理ができていないと、いつまでたっても卒業できず、終いにはドロップアウトする危険性すらあります。


「単位」も大事だけど「実学」を最優先

 私の場合で言えば、仕事が忙しいので勉強に割ける時間がどうしても限られてしまいます。また、無理やり急いで勉強したところで、自分のボンクラな頭ではすぐに忘れてしまうだろうから、それでは意味がないです。何度も繰り返し復習していかないと身に付かないだろうなと自己分析しています(単位を取得してからも定期的に学び直さないと駄目でしょうね)。

 大学で学びたいと思ったのは、そもそも「経済について深く学びたい!」と思ったからです。「実学」を身に付けたいと考えて入学したわけですから、単位の取得や卒業を目標としながらも、ひと科目ひと科目、自分自身が納得できるレベルまで高めてくことも忘れないようにしたいです。

 そんなわけで、学士入学者が単位認定されている「3分野科目」も、必要とあれば単位の取得関係なしに学んでいこうと考えています。特に「英語」と「数学」は、慶應義塾の通学生に笑われないレベルまでには上げていきたいです(新入生の最低ラインぐらいがひとまずの目標です)。

 とは言え、理想ばかり追求してのんびり構えていると、いつまでも単位が取れず、在籍期間内に卒業できないなんてことにもなりかねません。最短での卒業を目指すわけでなくても、ある程度のスピード感は必要じゃないでしょうか。あまり時間をかけすぎても、覚えた知識が薄れ、関連する各科目がリンクしていかない気がするからです。

 それと駆け足気味の計画を立てた方が、予定より少し遅れたとしても、最終的に卒業まで辿り着ける気がします。ゆっくり過ぎる計画は、学習を遅らせる言い訳を自分に与えそうですし、モチベーション維持の妨げになると考えます。

 それらを考慮して、どれくらいで卒業できるか……。今はまだ漠然としていてますが、私は学士入学なので、だいたい4〜5年での卒業を想定しています(遅いかな?)。ちょうどその頃には東京でオリンピックがあるので、東京2020オリンピック・パラリンピックまでに慶應通信を卒業!という目標を前提に「履修計画」を練ります。それはまた次回。


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「入学許可通知」と共に届いた「kcc-channel」の書類。「kcc-channel」は慶應通信生のための学習活動支援システムですが、ものは試しで早速使用してみたいと思います。
kcc-channel
 使い方は簡単。「kcc-channel」のリンク先(https://portal.tsushin.keio.ac.jp/portal/)に飛んで、書類に書いてあるIDとパスワードを入れてログインするだけです(一番最初だけメールアドレスの登録が必要)。書類に説明書もついていましたが、読まなくても操作が簡単なので大丈夫です。

 中に入ると、「学籍」や「成績」を確認したり、「通信授業」や「スクーリング」の日程を調べたり、「メディア授業(E-スクーリング)」や「放送授業」の受講サイトに行くこともできます(履修を許可された方のみ)。「各種行事」の申込や「手続用紙ダウンロード」等、ありとあらゆることが利用でき、これはとても便利ですね。

 そんなわけで締め切り期限(4/20)が迫った「入学式・入学オリエンテーション」への出席申込を「kcc-channel」から手続きしたいと思います。


 その手順は、

「各種行事」→「込受付中の行事概要」→「次のページ」→「申込ページへ」→「申込(4/20 23:59締切)」→「必要事項を記入」→「入力内容の確認」→「送信」

 あとは、慶應義塾大学通信教育部事務局から「入学式・入学オリエンテーションへの参加申込を受け付けました」というメールが届いて完了です。簡単ですね。


 よく考えられた学習活動支援システムで、とても使いやすい印象です(インターフェイスがシンプルで無駄がない)。パソコンやスマホが苦手な方でも、これなら全然問題ないと思います。まだご使用になられていない方がいたら、ぜひお試しください。そのうち「メディア授業(E-スクーリング)」や「放送授業」にもチャレンジしてみたいです。


※2015年春入学の69期生が「kcc-channel」を使用できるのは4月最終週以降になると慶應通信から届いた書類に書いてありましたが、うーでぃーさんのご指摘で、すでに「kcc-channel」を使用できることが分かりました(ありがとうございます!)。「申し込みは郵送のみになるようです」と書いた記事はすべて訂正させていただきます。
 

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 慶應通信に入学したら最初に読むべき2冊は『塾生ガイド』と『テキスト科目履修要領』です。あとは、最新情報が書いてある定期刊行の『ニューズレター慶應通信』も必ず目を通しておく必要があります。
『塾生ガイド』『テキスト科目履修要領』『ニューズレター慶應通信』
『塾生ガイド』と『テキスト科目履修要領』は、最後までざっくり軽く流し読みしました。だいたいの大枠を把握したところで、今度は自分に関係する箇所のみを再読。まだまだ混乱しているところもありますが、少しずつ理解してきました。


『塾生ガイド』

『塾生ガイド』は、全体を軽く流し読みした後は、4章「学習過程」(P44〜138)と5章「学習要綱」(P140〜171)を念入りに読みました。自分の学部に関係し、かつ学士入学に関する内容は、そこから更に限られるので、読んでおくべきページは意外に多くありません(卒業論文&卒業試験に関しても、今はまだ必要がないので、ざっと目を通しただけです)。ただ、引っかけ問題のようなルールもいくつかあるので更に熟読が必要かと思います(なにか見落としているような……)。

 すでにブログで情報を収集している方や在学生には常識かもしれませんが、慶應通信が教科書として使用するのは「オリジナル教材」だけでなく、「市販書」も教科書として採用しています(それで『市販書採用科目テキスト購入申込書(新入生用)』 が入っていたのですね! ガッテン)。

 慶應義塾でしたら、すべて「オリジナル教材」にすることも可能でしょうが、レベルの高い「市販書」は多々あるので、経済効率を考えて一部を採用したのだと思います。教材作りにコストをかけずとも、その都度ベストなものを「市販書」から選定すれば済みますしね。慶應通信生にしてみても、オリジナル教材にこだわって学費が上がるのは勘弁ですし、慶應義塾だけでなく近所の書店やアマゾンで購入できた方が、私は便利だと思います。

 知らない人もいるかもしれないので一応伝えておくと、「テキスト」と「スクーリング」で同じ科目を重複履修しても、単位を習得することが可能です(ただし「テキスト」と「スクーリング」では同じ科目でも単位数が違います。外国語や実験、保健体育や体育の一部を除き、「スクーリング」のほとんどの科目は2単位です。【参考】「開講科目一覧 講義要綱」)。科目や組み合わせによって例外があるので、詳しくは『塾生ガイド』を確認してもらうとして、この制度は積極的に利用させてもらおうと思います。「テキスト」で単位を習得した後に、同じ科目をもう一度「スクーリング」で学ぶわけですから、単位も取得しやすそうだし、理解もより深まりそうです。まさに一石二鳥だと思います。

 4章と5章以外のページも軽く目を通しましたが、その辺は必要となった時に目次や索引から調べれば、あとは何とかなりそうですね。


『テキスト科目履修要領』

『テキスト科目履修要領』は、全体的にとても読みやすいです。最初に読むべきガイドとして、本当にありがたいです(これが小難しくては、スタートダッシュにつまずいてしまいそうだし)。各教科の学習難易度やどう学べばよいか、参考文献なども書いてあるので、だいたいのイメージをつかむことができました。

 こちらの『テキスト科目履修要領』も、自分の学部に関連する範囲は限られるので、読んでおくべきページは大して多くありません。どの辺の科目を学びたいのかが段々と見えてきて、読んでいて楽しいですね。

 経済学部(学士入学)の場合、『統計学』が最も重要だとして、『経済原論』を始めとする専門教育科目の必修6科目は、その他の科目の基礎中の基礎となるので、最初に学んでおいた方が良いみたいです。学士入学なので総合教育科目は免除されていますが、『数学(基礎)』『数学(微分・積分)』『数学(線形代数)』は学んでおかないと後々困るだろうなと予想できます(【参考】「入学前に学んでおくべきこと(数学)」)。 履修はできなくても、個人的に学んでおこうと考えています。

 英語に関しては、科目の学習順までアドバイスしてくれています。これに関しては、改めて記事としてまとめたいと思います。

 他学部の科目もチラ見しましたが、面白そうな科目がいくつもありますね。自由科目という制度があり、他学部の専門教育科目から履修することも可能です(ただし卒業単位にはカウントされません)。ある程度単位が取れてきたら、ちょっと寄り道してみたい気もします。


『ニューズレター慶應通信』

 ただの定期刊行誌と軽く考えていましたが、大事な最新情報がさらりと掲載されています。「入学式・入学オリエンテーション」に申し込みが必要なことも、先輩M君から「『ニューズレター慶應通信』に入学式・入学オリエンテーションの申し込み方法が書いてあるぜぇ〜」と聞き、初めて知りました。うっかり見落とすところでした(『塾生ガイド』をよく読むと、「[…]詳細は『ニューズレター慶應通信』で発表[…]」と一言だけ書いてあります〈P135〉)。

『テキスト科目履修要領』には、再三にわたって「文献案内」を参考にするようにと出てきます。その詳細が書かれているのも『ニューズレター慶應通信』でした(P18)。経済学部は『三田学会雑誌 別冊スタディガイド2015』(三田経済学会編)が「文献案内」にあたるので、入学式の後に事務局窓口で購入しようと思います(ちなみに遠方の方は購入申込を大学にすることで入手できます)。文学部は『藝文研究 別冊』(藝文学会編)か、『哲学・別冊・文献案内』(三田哲学会会編)が大学おすすめする「文献案内」だそうです。買って読んでおいた方が良さ気です。

 そんなわけで『ニューズレター慶應通信』は後回しせず、届いたら必ず読むことにします。

 ざっくりと部分的に、最初に読むべき2冊(+1冊)について書きました。履修計画を立てるには、まだちょっとぼんやりしているところもありますが、とりあえず計画を練り始めることにします。次回はその辺について書きたいと思います。


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 先日の「教材テキスト」に続いて、本日4月7日、ついに慶應義塾大学 通信教育課程から「入学許可通知」と「学生証」が届きました!
学生証
 同じく69期生となった友人(先輩君)から「入学許可通知と学生証が届いたぜぇい」という連絡がありました。今日は途中で仕事を切り上げ、自宅に帰宅することに。近所の郵便局で慶應通信からの「簡易書留」を受け取ってきました。

 その中身を開封すると、「入学許可通知」と「学生証」の他に、「在籍確認シール」や「kcc-chnnnel関連資料」、「入学式・入学オリエンテーションと配布物のご案内」等が入っていました。


【入学許可通知&学生証 同封の書類】
  • 「入学許可通知」:卒業まで保管
    入学許可通知
  • 「学生証」:行事に参加する際は常に携帯
     学生証
  • 「在籍確認シール」:学生証の裏面に貼付
  • 「通信教育課程Webサイトの利用について」:通信教育課程Webサイトの利用方法や、ID・パスワードについてご案内
  • 「第1年度選択配本申込書」(普通課程/特別課程のみ):所定の期日までに提出

 「在籍確認シール」は、住所や通学区間の駅を記入して「学生証」の裏面に貼り付けます。友人(先輩君)に電話したタイミングが、ちょうど貼り付けている最中だったらしく、「曲がっちまったじゃねぇ〜かい(笑)」と怒られました。

「入学式・入学オリエンテーションと配布物のご案内」には、『ニューズレター慶應通信(2015年4月号)』を参照するように書いてあります。前回のブログ「慶應通信から初めての『教材テキスト』が届く!」にも書きましたが、「入学式・入学オリエンテーション」に出席を希望する方は、巻末の「申込用紙」に記入して郵送するか、「kcc-channel」から申込するように書いてあります(締め切り4/20必着)ちなみに2015年春入学の69期生が「kcc-channel」を使用できるのは4月最終週以降なので、申し込みは郵送のみになるようです(ご注意ください!)。 うーでぃーさんのご指摘で「kcc-channel」でも申込可能なことが分かりました(情報ありがとうございます!)。書類の一部分に誤植があるため読みづらいですが、締切日より遅れて届いた人はどうやら申し込まなくても参加できるみたいです。


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 本日(4/5)、待ちに待った「教材テキスト」と「補助教材」等が慶應義塾大学 通信教育課程から届きました。
慶應通信の教材テキスト
 慶應通信の卒業生や在学生のブログでは、4/1に届いたという話が多かったので、ちょっとだけ気になっていました(ちなみに「 入学金&学費」の支払いは3/24です)。そんな中、慶應通信の教材を明日届けるとのメールが、前日の夜にクロネコヤマトから届き(たまたまクロネコメンバーズで良かった! )、ひとまず安堵することができました。

 朝からソワソワしていましたが、ようやく本日の午前中に慶應通信から教育教材一式が届きました。さっそく開封して中身を確認。今日は一日中、『塾生ガイド 2015』やら『テキスト科目履修要領 2015』、「テキスト」等を眺めていました。ブログ用に写真を撮ったりもしたので、気がつけばこの時間になってしまいました。

 といったわけで、中に入っていたテキストや書類に関して下記にまとめます。


教材テキスト

『英語I』『英語II』『英語III』『英語VII』
『統計学』
『経済原論』『経済史』『経済政策学』『財政論』『金融論』
『国民所得論』『簿記論』『法学概論』『会計学』『地理学I』
慶應通信 教材テキスト

補助教材

『塾生ガイド 2015』
『テキスト科目履修要領 2015』

『学習のすすめ』
『塾生手帳』 

『各種申込用紙同封物(正科生用)』
『市販書採用科目テキスト購入申込書(新入生用)』 

『レポート課題集 2015』
『レポート用紙(手書き用/外国語科目専用/ワープロ用)』
『科目試験問題 2014』
慶應通信 補助教材
【定期刊行誌】
『ニューズレター慶應通信(2015年4月号)』
『三色旗(2015年4月号)』

【その他】
『福翁自伝』(福澤諭吉 著)


 一番最初に読むべき最も重要なテキストは『塾生ガイド』です。とりあえず最後まで軽く流し読みしました(自分に関係するところだけ)。なんとなく全体のイメージを把握できましたが、一度読んだだけでは理解が浅いので、これから何度も読み直すことにします。『塾生ガイド』をしっかり理解することが最初の関門だと思いました。

 続いて、これまた重要なのは『テキスト科目履修要領』です。こちらも流し読みし、どういった科目をどのような順番で勉強していくかイメージしているところです。もう少し科目に対する理解が深まったら、具体的な「履修計画」を練り始めたいと思います。

 ぱらっと「教材テキスト」の方も読んでみましたが、なかなか手応えがありそうな感じですね。『統計学』は事前の対策が必要だなと感じました。

 ちゃんと読んでおいた方が良いのが『ニューズレター慶應通信(2015年4月号)』です。「入学式・入学オリエンテーション」に出席を希望する方は、巻末の「申込用紙」に記入して郵送するか、「kcc-channel」から申込するように書いてあります(締め切り4/20必着)。希望する方はうっかり忘れないよう、できるだけ早く済ませた方が良いでしょう。【追記】ちなみに2015年春入学の69期生が「kcc-channel」を使用できるのは4月最終週以降なので、申し込みは郵送のみになるようです(ご注意ください!)。 うーでぃーさんのご指摘で「kcc-channel」でも申込可能なことが分かりました(情報ありがとうございます!)。書類の一部分に誤植があるため読みづらいですが、締切日より遅れて届いた人はどうやら申し込まなくても参加できるみたいです。

 こうして現実に「教材テキスト」を手にすると、あらためて慶應通信生としての自覚と、自分自身の決断に対する責任を感じます。これから数年かけて努力する日々が続くのだなあと。

 何はともあれ、これでようやく慶應通信としてスタートできます。その名を汚さぬよう卒業を目指して頑張ります。


【参考】
■入学許可通知が届きました! 慶應通信の学び方_アラフィフ親父の場合

■入学許可通知が届きました 慶應義塾大学通信教育課程☆奮戦記


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 慶應通信の卒業生や現在学ばれている先輩方、そして同期生となった皆さん、合格のご報告&お祝いのお言葉ありがとうございました。まさかこんなにコメントをいただけるとは思っていなかったので正直驚きました(「2〜3コメントがあれば嬉しいな」ぐらいのイメージでしたので)。Twitterのフォロー&祝コメントも感謝感謝です。
桜(2015年)
 慶應通信に入学したことは、ネットつながり以外では、家族と一部の友人にしか話していません。だから、想像以上に祝コメントがあったのは、ランキングサイト「にほんブログ村」に登録したのが大きかったのかもしれませんね。それで一気にブログを見てくれる人が増えたようです。

 社交辞令かもしれないけれど、このブログを参考にされたというコメントもいただきました。もし本当だとしたら、少しはお役に立てたようで何よりです。

 そろそろ「合格祝賀ムード」から脱却し、「本気勉強モード」でいかねばなりません(少しずつ開始しました)。と、その前に、せっかくいただいたコメントを無駄にしないよう、今後「慶應通信」への入学を検討している人のために、「合否通知」の到着日をまとめておきたいと思います。


「合否通知」到着日まとめ(2015年春 69期生)

■「願書」出願日(2/10)→「合否通知」到着日(3/21)
にゃべぞう」(経済学部)

■「願書」出願日(2/10)→「合否通知」到着日(3/22 通知書日付: 3/19)
FPブロガー「松本勝晴」さん(文学部第I類)

■「願書」出願日(2/14 領収証日付: 2/16)→「合否通知」到着日(3/25 通知書日付: 3/24)
大検からの合格した猫好きかも?の「にゃんこ」さん(文学部3類)
 
■「願書」出願日(2/18)→「合否通知」到着日(3/21)
西鉄ライオンズ好きの江戸っ子風雲児「遊び人のレオ」さん(経済学部)

■「願書」出願日(2/18)→「合否通知」到着日(3/25)
猫好きアラサーOL「凛子」さん(文学部第I類)

■「願書」出願日(2/22)→「合否通知」到着日(3/22)
経理のお仕事をしながら法律を学ぶ「ことこと」さん(法学部甲類)

■「願書」出願日(2/27)→卒業証明書(3/17)→「合否通知」到着日(3/26)
現役大学生と同い年「うちさん。」さん(経済学部)

■「願書」出願日(3/1)→「合否通知」到着日(3/21)
短歌&俳句が得意な「絵空事」さん(法学部甲類学士入学) 

■「願書」出願日(3/4)→「合否通知」到着日(3/30)
「まごべえ」さん(経済学部 / 普通課程) 

■「願書」出願日(3/6)→「合否通知」到着日(3/21)
「めるちょん」さん(法学部甲類)

■「願書」出願日(3/6)→「合否通知」到着日(3/31)
歴史や仏教、哲学に興味があるのかな?「あん」さん(文学部)

■「願書」出願日(3/6)→「合否通知」到着日(4/2)
医系大学出身の「隆ちやん」さん(文学部第I類)

■「願書」出願日(3/8)→「合否通知」到着日(3/31)
お料理上手な2児の母「しのすけ」さん(文学部第I類)

■「願書」出願日(3/9)→「合否通知」到着日(3/29 通知書日付: 3/27)
ジェームス・チャンス似の音楽通(元モデル)「Riow M」さん(法学部甲類)

■「願書」出願日(3/10〈23時55分〉)→「合否通知」到着日(3/29)
5時間で願書を書き上げ、締め切り5分前に提出した「うーでぃー」さん(法学部甲類)
 
■「願書」出願日(3/10)→「合否通知」到着日(3/31)
読書映画絵画が趣味でワインに詳しい「ばん」さん(文学部第I類)

■「願書」出願日(3/10)→「合否通知」到着日(3/31)
締め切り日に願書を郵送「ちぐさ」さん (文学部)
 
■「願書」出願日(3/10)→「合否通知」到着日(4/1)
3/9に願書を入手した「」さん(経済学部) 
 
■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(3/21)
シド(バンド)と阪神が好きな「hisao」さん(経済学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(3/21)
QUEEN好きの「エマ」さん(法学部乙類) 

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(通知書日付: 3/23)
慶應義塾大学法学部卒業生(2015年3月)「miyo2keio」さん(経済学部) 

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(3/26)
昼OL&夜塾講師でバイオリンまで弾けちゃう「★しのゆみ★」さん(経済学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(3/28)
たぶん本好きの「通りがかりの本好き」さん(文学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(3/31)
広島カープのファンの「か'あいふェ」さん(文学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
高校生から慶應通信入学「もりまゆ」さん(法学部乙類)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
「maa」さん(文学部第I類)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
オリックス好きの「もぐもぐ」さん(文学部第I類)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
「たま。」さん(経済学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
元フェリス「つかまい」さん(法学部甲類)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
都内大学から通信に「nyan」さん(経済学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
社会人「しょう」さん(経済学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
毎日がバタバタ茨城の「☃mai☃」さん(経済学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
ko」さん(経済学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
大卒新社会人「ココリン」さん(経済学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
西武と横浜と浦和レッズ好き英語通訳兼FP「taq」さん(文学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
海外留学予定「shou」さん(経済学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
はる姫くらら」さん(文学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
締切ギリギリ駆込み出願「山河さらさら」さん(経済学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
「まりー」さん(経済学部)

■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
早稲田、慶應、慶應と3度も合格して3度中退した大物「」さん(法学部)
 

【他の大学の合格者】
 ■「願書」出願日(?)→「合否通知」到着日(?)
中央大通信に合格した「まさる」さん(法学部)


※願書出願日が早い順に記載しています。それが不明な場合は、合否通知の到着日順でその後に続けて並べました。両日とも不明な場合でも、2015年春69期生ということで、最後に掲載させてもらっています(もし可能であれば、抜けている日にちをご報告いただけると大変ありがたいです)。

※ハンドルの前の言葉は、同期生を忘れないために勝手に私が名付けたものになります。コメントやプロフィールから抜粋しました(現在抜けている方も、いろいろ情報が分かってきたら勝手に名付けさせてもらいます)。

※自分の確認用としてリンクさせてもらっていますが「非公開ツイート」の方とリンク先が不明な方は外しました。


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 慶應義塾大学 通信教育課程(経済学部)に幸運にも合格することができましたので、あらためて自己紹介させていただきます(さほど興味はないと思いますが、そこはご愛嬌)。
平和来(朝倉文夫)
 すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、こちらの『慶應通信のすゝめ』ブログに「にゃべぞう」というハンドルで書かせてもらっています。現在、東京都内で働く社会人です。東北の生まれの雪国育ち。前の大学のときに上京し、そのまま東京で暮らしています。


通信制大学で学ぼうと思ったきっかけ

 社会人として働いていると、「あれを勉強しておけば良かった」「これも勉強しておくべきだった」と感じることが度々あります。ちょっとした趣味レベルで良ければ本でも買って読めば済む話だろうけど、できればもっと本腰を入れて興味のある分野(経済/商学)について勉強したいと以前から考えていました。

 その思いに拍車をかけたのが、2011年3月11日の東日本大震災。あの壊滅的な状況を目にして以来、限られた人生の中で「今やるべきこと、やりたいことは何か」を考えるようになりました。大学で学び直したい気持ちが日に日に強くなっていきました。

 ところが現状はそうもいかず、必死で働かなければならない日々が長らく続き、気がつけば震災から4年もたってしまいました(時の流れは本当に早い)。

 今ではいくぶんマシにはなったけれど、忙しいことに何ら変わりはないです。でも、もう待ってはいられません。「大学で学ぶなら今しかない!」と決意した次第です。

「通信制大学」以外の選択肢は私にはありませんでした。これから勉強して大学受験するのもありだけど、受かるまで何年もかかってしまいそうだし、現在の仕事から考えて平日の昼に通学するのは無理です。そして、何百万円もの学費を収めるのは、なかなか厳しいですから。

 自分のペースで学べ、学費も良心的(年間およそ6〜13万円[スクーリング受講料、卒論関連学費等は除く])ということで、通信制大学を選びました。


数ある通信制大学で「慶應通信」を選んだ理由

 慶應義塾大学には昔から憧れがありますし、福澤諭吉先生の考え方にも共感しています。他にも、第一線でご活躍されている先生の授業を受けられるとか、図書館が充実しているとか、会社に近いとか、たくさん良いところはあるでしょうが、私が一番に魅力を感じたのは、やっぱり教育の質が信頼できるということです。

 慶應大学の通信教育課程を卒業するのは極めて難しいと言われています(参考「願書出願の準備スタート!」)。でもそれだからこそ、その名に恥じない信用に値するレベルだと言い切れます。

 慶應義塾大学通信教育課程WEBサイトの「よくある質問」ページによると、「学位記(卒業証書)」と「卒業証明書」には“通信教育課程”の文字は入りません。「学位記は通学課程と同様のものが授与されます」と書いてあります(「成績証明書」には“通信教育課程”と記載されます)。つまり、このことからも通信生と通学生の卒業を称号として“同等”と大学側は見なしていると言えるでしょう。

 どうせチャレンジするからには、自分の努力に誇りが持てる大学を選びたいと思いました。その道のりは険しいかもしれませんが、ぜひとも頑張って「慶應通信」を卒業したいです。


経済学部で学びたい理由

 私は人生の大半を「不景気」の中で生きてきた世代です。バブル崩壊リーマン・ショックギリシャ経済危機長期のデフレなど、不況の波に翻弄され続けてきました。経済学や商学に興味を持ったのは、そういった背景もありますし、今の仕事に学問を活かしていきたいという思いもあります。また、今はまだ漠然としていてまとまっていないアイディアを具体的な形にしていく上で、大学で学ぶことがきっと力になると考えました。


特技と苦手なこと

 これと言った特技はありませんが、あえて言うなら年配者に嫌われないことぐらいかも(それは特技と言うのか? ただの偶然な気も)。

 苦手なことと言えば、まさに今こうして書いている「自己紹介」とか「自己PR」です。大勢の前で「スピーチ」することも得意ではありません。


趣味

 野球観戦(東京ヤクルトスワローズ・ファン)/自転車(ロードバイク)/クラシック映画


好きな芸能人

 笠 智衆(俳優)



 思いのほか、自己紹介が長くなってしまい失礼しました(気が引けるので、後半はどんどん短くしました)。最後まで呼んでくださった方は、たぶん心優しい我慢強い人だと思います。何はともあれ今後ともよろしくお願いします。


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 今回は「慶友会」について書きたいと思います。

「慶友会」とは、慶應義塾大学 通信教育課程の在学生が、学習の啓発を目的として自主的に結成している学生団体です(全国各地に50団体以上)。それぞれの「慶友会」が定期的に例会を開いて勉学上の情報を交換したり、大学の先生によるセミナーや講習会などを開催したりしています。
慶友会
「慶友会」に入会するかどうかですが、私は前向きに検討したいと思います。他の通信生がどのように学んでいるのか生の声を聞きたいですし、先生方のセミナーや講習会で学びたいからです。独学で学ぶことがメインだからこそ、そういった機会で様々な通信生と交流を広げていければと思います。

 どこの「慶友会」にするかは、定期的にしっかり活動を行っていて、参加できそうな場所で例会をしていること。あとはセミナーや講習会が毎年ちゃんと開催されているかどうかで判断したいと思います。多ければ良いというものではないでしょうが、会員数も一つの目安にしたいです(人が集まるのには理由があると思うので)。

 各「慶友会」の活動状況は、それぞれのWEBサイトを見れば、だいたい分かる気がします。まめに情報を更新している「慶友会」は精力的に活動している団体とみて間違いないでしょう。そう考えると、ある程度は候補を絞れるのでは。

「慶友会」の年会費は1〜3千円ぐらいのところが多いようです(高くても5千円)。「ニフティ慶友会」や「慶友会 海外ネットワーク」のように年会費無料のところもあります。

 学習会にプラスして交流イベントの方にも力を入れている会や、勉強オンリーで取り組む硬派な会など、各「慶友会」によって方針が違うようです。20〜30代を中心とした若い世代が集まる会もあれば、幅広い年代の方と交流できる会もあるようです。

 実際の雰囲気は入会してみないことには分かりません。複数の「慶友会」に入会した通信生も中にはいるようです。

 どこの「慶友会」にするかは入学式のときに説明を聞いて、それから決めたいと思います。「おすすめの慶友会はここだ!」 とかございましたら、ぜひ教えていただければと思います。

 下記の「慶友会一覧」に、公式WEBサイトと思われるリンクを付けました(2015年3月24日調べ)。「慶友会」を選ぶ際の参考にしてもらえたらと思います(公式WEBサイトかどうか判別できないものは外しました。リンクの間違いや変更があった場合はご容赦ください)。



慶友会一覧

【北海道エリア】
  • 札幌慶友会(北海道一円)

【東北エリア】
  • 岩手慶友会(岩手県全域および近隣各県) Website
  • 山形慶友会(山形県内を中心とする周辺地域)
  • 宮城慶友会(宮城県近郊[仙台市内中心])

【関東エリア】
  • 栃木慶友会(宇都宮市を中心に栃木県内)
  • 群馬慶友会(群馬県内)
  • 埼玉慶友会(埼玉県および近郊) Website
  • 千葉慶友会(千葉県) Website
  • Tokyo Socius(全国) Website | Facebook | Twitter | Blog
  • 東京ポニークラス
  • 東京三田クラス(三田キャンパス周辺) Website | Blog
  • 東京さくら慶友会(新宿)
  • 東京もえぎクラス(江戸川区・江東区・[東京城東地域]および近県) Website
  • 東京武蔵野クラス(首都圏) Website
  • 東京多摩クラス(中央線、京王線、南武線、武蔵野線、青梅線沿線地域) Website
  • 横浜慶友会(首都圏) Website | Facebook | Twitter
  • 現代英語研究会(東京・神奈川)
  • 三田国文学研究会(首都圏)
  • 民法研究会(田町周辺)
  • 英語読書会(日吉キャンパスまたは三田キャンパス)

【中部・北陸エリア】
  • 新潟慶友会(新潟県およびその隣県) Website
  • 松本慶友会(長野県中南信地域)
  • 長野慶友会(長野県東北信地域および近県)
  • 静岡慶友会(静岡県内) Website
  • 慶大愛知クラス(愛知県全域) Website | Twitter
  • 岐阜慶友会(岐阜県)

【関西エリア】
  • 三重慶友会(三重県地域および近県)
  • 京滋慶友会(京都・滋賀・奈良・大阪を中心に関西地方) Website
  • 大阪慶友会(関西地域) Website | Twitter
  • 神戸慶友会(兵庫県を中心とした関西一円) Website

【中国エリア】
  • 岡山慶友会(岡山県および近県) Website | Blog
  • 広島慶友会(広島県内と周辺地域)
  • 山口慶友会(山口県全域) Website

【四国エリア】
  • 徳島慶友会(徳島県内)

【九州エリア】
  • 福岡慶友会(福岡県および九州全域) Website | Twitter
  • 筑後慶友会(福岡県中部・南部)
  • 熊本慶友会(熊本県) Website
  • 大分慶友会(大分県内)
  • 鹿児島慶友会(鹿児島県および近郊) Website

【海外・全国エリア】
  • 慶應通信文学会(全国[主に首都圏]) Website
  • 慶應母親学生会(全国) Website
  • フランス語研究会(東京)
  • ニフティ慶友会(全国) Website
  • マルチメディア慶友会(全国)
  • 海外ネットワーク(海外[インターネット上]) Website
  • Wing(全国) Website | Facebook | Twitter
  • 法学慶友会(全国) Website
  • 湘南慶友会(三田・湘南地域) Website
  • 社会学ゼミ(東京・関東) Website
  • 慶應さんかく会(全国) Website
  • アメリカ文学慶友会(三田[キャンパス周辺]) Website | Facebook | Twitter


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 善は急げということで、早速「 入学金&学費」を郵便局で支払ってきました。
 払込金額は12万円(+振込手数料340円)。締め切りは4月15日です(受付印有効)。
「入学金&学費」振込用紙

【入学金&学費の手続き】
  1. 【払込方法】合格通知と同封されていた「払込用紙」を使用し、「ゆうちよ銀行」または「郵便局」の窓口から払い込み
  2. 【払込期限】2015年4月15日(水)(「ゆうちよ銀行」または「郵便局」の受付印有効、締切厳守)
  3. 【払込金額】120,000円

【学費内訳詳細】

入学金 ¥20,000
年間登録料  ¥10,000
教育費 ¥70,000
教材費 ¥20,000
【合計】 ¥120,000


 念のための注意点。「払込方法は、郵便振替に限ります」とのことなので、書留で送ったり、銀行振込はしないこと(流石にいないと思いますが)。払込用紙の「払込受領証」が「学費の領収書」となるので絶対になくさないこと。また払込の際は「本人確認書類の提示」が必要(払込金額が10万円を超えるため)なので、「ゆうちよ銀行」(または「郵便局」)に行く際は必ず「身分証明書」を持参すること。あとは払込の際に手数料(340円)がかかることも頭に入れておくといいですね。

 これで後は「教材&学生証」が届くのを待つのみとなりました(楽しみ)。事前勉強を着々と進めておきたいと思います。


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 Twitterでフォローさせていただいている松本勝晴さん(@k_matsumoto)の昨日(3/21)のツイートに「2015年度4月募集の合否通知が到着し始めている」との情報がありました。外出先から急いで自宅に戻ってポストを確認したところ、慶応義塾大学 通信教育部から「簡易書留」が届いているじゃないですか。週明けとばかり思っていたので完全に油断していました。

 24時間営業している郵便(たまたま近くて助かった!)まで、ドキドキしながら受け取りに行ってきました(局員さん、遅くまでご苦労さまです)。

 はやる気持ちを抑え切れず、その場で開封。

 その結果は合格
慶應通信「合否通知」
 2015年3月21日(土)の「春分の日」、慶應義塾大学 通信教育課程(経済学部)の「合格通知」を無事に受け取ることができました。そわそわして落ち着かない日々が1ヶ月ほど続きましたが、これでようやく一安心です。

 正直、「志望理由書」の内容に自信がなく、不安な日々が続きました。テキストを校正し合った友人(先輩)の出来栄えの良さに、ますます心配になりました。何度も読み返し最善を尽くしたつもりではありますが、合否を判断される先生方から見れば、本当はまだまだ力不足だったことでしょう。それでも入学のチャンスをいただいたわけですから、期待に応えられるよう努力していかなければなりません。

 合否の結果をもんもんと待つ間、2014年秋に慶應通信に合格された鈴太さんのブログ記事「【慶應通信】合否通知来たらいずれも報告します。」を拝読しました。
合格してたら当然ブログにアップすることになりますが、
不合格でもその「不合格通知」をアップします。
それでも、私のつまらないブログを読んでくれる方、
「いいね」や「バナー」をクリックしてくれる方が
少なからず、いらっしゃるわけです。

そのような中、慶應通信に不合格になったからと言って、
そのままフェードアウトするのは申し訳ないです。
 うぅぅ、なんて男らしい(ぐうの音も出ない)。こんな勇ましい記事を読んでしまった以上、逃げも隠れもできないなと考えていました。「不合格」だった場合は、かっこ悪いけど包み隠さず公表して、なぜ「不合格」になったかを分析し、その後、作ったブログをどうしていくか……。慶應通信(もしくは他の大学)の受験に再チャレンジするか、新たな勉強ブログとして再出発するか、友人(先輩)に引き継いでもらうか、身の振り方を真剣に考える今日この頃でした。

 なんとか合格できてその心配はなくなりましたが、安堵すると同時に、「慶應通信生」としてその名を汚すことはできないと感じているところです。何が何でも「卒業」しなければいけません。とにかく頑張らなければ(その前に学費を支払わないと!)。

 通信大学生ブログのリンクは合格するまでは控えさせてもらっていましたが、これからは少しずつリンクさせてもらおうかと思います。

 慶應通信の先輩や卒業生の方々、または同期生、このブログを読んでくださっている皆さん、不束者ではありますが、今後とも宜しくお願いいたします。ともに高め合っていければ幸いです。

 今日は気分よく野球観戦でもしようかと思います。

【追記】
 ちなみに友人[先輩]も合格していました。おめでとうございます! これで晴れて同期生。年上だけど「君」付けで呼んでみようかしら。怒られそうだけど(笑)。


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 福田恆存と言えば、シェイクスピア『ハムレット 』『オセロー 』『マクベス 』『リア王 』やヘミングウェイ『老人と海 』、オスカー・ワイルド『サロメ 』『ドリアン・グレイの肖像 』等の翻訳家として有名です。思想家としても戦後の日本を代表する人物だったと言えます。

 前回のブログ記事「わかりやすい文章を書くには?」に続いて、今回は福田恆存(著)『私の国語教室について書きたいと思います。
金田一京助「現代かなづかい」 vs 福田恆存「歴史仮名遣い」
私の国語教室』のほとんどは現代かなづかい」vs「歴史的仮名遣」の論争(「福田・金田一論争」)についての記述です。一見、国語教室とは関係ないようにも思えます。でも読み進めていくと、日本語をちゃんと理解するためには「歴史的仮名遣い」を学ぶことが重要だと、福田恆存が考えていたことがよく分かります。
 

私の国語教室 (文春文庫)

 説明するまでもないですが、現在の日本人が使用する書き言葉は「現代かなづかい」を元にした「現代仮名遣い」。それに対して、中学や高校の古文の授業で習った昔ながらの書き言葉が「歴史的仮名遣い」です(例えば「當然、慶應通信生は卒業したいと思ふことでせう」のような文です。明治から第二次世界大戦終結直後まで正式な日本語の表記法でした)。

 どうして「現代かなづかい」vs「歴史的仮名遣」の論争が起きたのでしょうか。まずはその経緯から説明させてもらいます。

 第二次世界大戦後の日本において、“覚える漢字の数を減らそう! 日本語をもっと簡単化にしよう!”という日本語改革論者の勢いが強まり、それを良しとした文部省(現在の文部科学省)によって「現代かなづかい」と「当用漢字」(1850字)が制定されるという、いわゆる日本語の“ゆとり”改定が行われました。

 その背景には、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)のお墨付き団体によって、“漢字が民主化を遅らせた。カンジ、ダメ、ゼッタイ。ローマ字の方が便利デス”といったような勧告があったり、“現代日本語の発音どおりに日本語表記を変えようぜ”という考えの日本語改革論者が、国語審議会委員の多数派だったことから、一気に「現代かなづかい」を採用する方向に進んでいったようです。

 一千年かけて少しずつ変化してきた「歴史的仮名遣」は、たかだか数年で「現代かなづかい」に取って代わることになりました。

 Wikipediaの「国語国字問題」によると、読売報知(当時の読売新聞)ですら「漢字を廃止せよ」という社説を出していたり、作家・志賀直哉に至っては「日本語を廃止して、世界中で一番美しい言語であるフランス語を採用することにしたらどうか」と提案していました。世の中の流れが日本語を改定する方向に向かっていたのかもしれませんね。

 金田一京助(『明解国語辞典』で有名な方ですが、名前を貸しただけで辞書作りにはほとんど関与していないのだとか。知らなかった)を初めとする日本語改革論者は、現代日本語の発音に合わせた日本語表記の「現代かなづかい」を推しました。また、使用頻度の高い漢字だけを残し、難しい旧漢字を略字体に置き換えた「当用漢字」を選定することで、覚えるべき漢字の数を大幅に減らすべきだと主張しました(ちなみに現在は2010年改定の「常用漢字」2136字です)。

 しかし、それに対して断固反対したのが福田恆存です。「現代かなづかい」の矛盾を徹底的に非難し、「歴史的仮名遣」の方が合理的で論理的に一貫性があると主張しました。

 例えば、
  • 現代日本語の発音に合わせて1字1音を原則として書くのが「現代かなづかい」だと言うのに、「私は」「東京へ」「水を」といったように、そこだけ「歴史仮名遣い」を用いるのはおかしい。「私わ」「東京え」「水お」にしないのはどうしてか?
  • 」が「こうり」ではなく「こおり」で、「お父さん」が「おとおさん」でなく「おとうさん」が正しい理由は? 「大きい」が「おうきい」ではなく「おおきい」で、「王子」が「おおじ」でなく「おうじ」なのはどうしてか?
  • 」と「」、「」と「」のどういった理屈で使い分ければ良いのか……。
 それらは「歴史仮名遣い」の原則を知らなければ説明できないじゃないかと。

 その「歴史的仮名遣」の原則が何かと言えば、「書き言葉は“音”ではなく“語”に従う」ということです。どういうことかと言うと、表記に関して言えば、“音声”よりも“意味”が「主」であり「目的」で、まさに「“意味”を書き記す」ために組み立てられたのが「歴史的仮名遣」ということです。

 一方「現代かなづかい」は、“意味”よりも“音声”の方を「主」として、それに合わせて無理やり書き言葉を変えてしまったため、本来「表記」が果たすべき「“意味”を書き記す」という機能が中途半端になってしまいました。だから、ことあるごとに「歴史的仮名遣」の原則を借りるしかないというわけです。

「歴史的仮名遣」には“音声”と“表記”一致しない例外はあっても、その数はたいして多くないし、「歴史的仮名遣」のルールを覚えるのはそう難しくもない。“意味”を表記する「目的」から見れば、「現代かなづかい」よりも「歴史的仮名遣」の方がはるかに現実的だというのが、福田恆存の意見なのだと思います。
……歴史的かなづかいはこの表音文字といふ現実をそのまま受け入れて、その現実とは別次元に表意という概念をたて、それをめざしているものであります。つまり、最初から現実と概念の二元論上に立っているのです。一方、「現代かなづかい」は表音文字であることを理由に表意性を認めない。すなわち表音という現実以外に別の原理を求めず、現実から帰納しえた原則をもって現実を処理しようとしている、いわば一元論に立つものなのであります。二元論が二元に相渉(あいわた)るのは妥協ではなく、それが初めからの約束ですが、一元論が二元に相渉るのは妥協であり、矛盾であります。のみならず、このジレンマの致命傷は一元論そのものの崩壊になり、その原則自身の無力を裏切り示すことになるのです(「歴史仮名遣い」の原文を「現代仮名遣い」に変換)。
 福田恆存は、すべての言葉は“音”と“意味”が結合したものであって、どちらか一つで成立するものではないと考えました(二元論)。また彼は、「歴史的仮名遣」の原則を絶対に変えるなと言っているわけではなく、「一千年前に基を置いているだけのことで、音韻変化の史的現実に即応して変わってきたものですし、また今後も変わうるものなのです」と書いています。強引に変えてしまうのではなく、必要に応じて「徐々に部分的に改めていくのがいい」と考えていたようです。

 さて論争の結末は、「けっきょく決着しないまま論争は終わった」と「福田・金田一論争」には書いてありますが、しかし、どうでしょう? 『私の国語教室』を最後まで読んだ感想では、理論上は福田恆存の圧勝じゃないかと思いました(金田一京助の書籍を読めば、意見が変わるかもしれませんが)。

 ところがどっこい、現在の日本語は「現代かなづかい」の元となった「現代仮名遣い」が標準の書き言葉として定着し、「歴史的仮名遣」はほとんど使用されなくなりました(国文学を学ぶ人は例外として)。皮肉なことに「現代かなづかい」の完全勝利なわけです。

私の国語教室』は全編「歴史的仮名遣」で書かれた書籍なので、「歴史的仮名遣」に慣れていない私には大変読みづらく、特に旧字体の漢字(例えば「鹽→塩」など)には苦労しました。でも我慢して読んでいるうちに少しは慣れるものですね。

私の国語教室』の「前書き」には、1章と2章、6章だけでもいいから読んでほしいといったことが書いてあります。ちなみに「歴史仮名遣い」講座は3章からになります。

 福田恆存にしてみれば易しく解説したつりもかもしれませんが、一度読んだだけではとても覚えきれません。何となくアウトラインを理解するのでいっぱいいっぱいです。「現代仮名遣い」で書いてあれば、もうちょっと理解しやすいと思うんですけど。ただ、「歴史的仮名遣」を推している以上、それはできないのでしょうね。

 いまさら「歴史的仮名遣」が主流になることはないでしょうが、日本語の深みを知るには「歴史的仮名遣」を改めて勉強し直さなきゃ駄目だと感じました。

 少しずつではありますが、時代のニーズに合わせて「漢字」を見直す動きがあるのも事実です。「当用漢字」の1850字ではさすがに足りなすぎるということで、1981年には「常用漢字」として1945字、2010年の改訂では更に2136字まで増えました。

 1981年より以前は、「」「」「」「」といったよく使用される漢字も「当用漢字」には含まれていませんでした。「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」も入っていなかったわけです。これら以外にも、どうして選ばれなかったのか理解できない漢字が多々あります。

 2010年に改定されて、ようやく「」「」「」「鹿」「」が「常用漢字」となり、「」「」「」「」「」「」「」「」「」も堂々と使用できるようになりました。ジャニーズのファンの強い要望があったかどうかは知りませんが、ようやく「」も「常用漢字」の仲間入りです。

 ちなみに慶應大学の「」は「常用漢字」ではありません。「常用漢字」では「」になります。すべてを挙げたら本当にキリがありません。

 ちょっくら日本語のお勉強でもしようかと思って読んだ『私の国語教室』でしたが、気がつけば何度も読み返すはめになり、どえらく時間がかかりました。慶應通信というテーマからは大幅に脱線してしまいましたが、でもまあそれはそれで良しとして、せっかくなので「古文の参考書」でも買って勉強し直そうかと思います。その後でまた改めて『私の国語教室』を再読してみたいです。

 まとめきれず長文になってしまいました。駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

【参考】
■漢字表一覧 | 青空文庫

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 私は、文章を書くのが昔から苦手です。こうしてブログを書くのも毎度ひと苦労しています(すらすら書ける人が本当に羨ましい!)。でも通信生として入学すれば、卒業するまで山ほど文章を書かなければなりません。だから苦手だなんて言ってられないです。

 レポートや論文の書き方については、以前の記事「『志望理由書』を書き始めるその前に、レポート・論文の書き方を学ぼう!」に軽くまとめさせてもらいました。ただ、そもそも文章がヘタクソでは、レポートどころの話ではないです。

「わかりやすい文章の書き方」について今回は書きます。
中学生からの作文技術/私の国語教室
 参考にさせてもらったのは、“左”のジャーナリスト・本多勝一(著)の『中学生からの作文技術』と、“右”の論客・福田恆存(著)の『私の国語教室』です。
 


 彼らの“右左”の思想はさておき、書籍の内容はどちらも素晴らしいです。すぐにでも役に立つのは本多勝一氏の書籍でしょう。文学部の方であれば、翻訳家・思想家としても名高い福田恆存(1912 - 1994)氏の書籍も読んでおいた方が良いと思います。

 今回は『中学生からの作文技術』からご紹介します。この書籍はロングセラー『日本語の作文技術』『実戦・日本語の作文技術』を中学生向けに再編したいいとこ取りの入門書です。中学生だけに読ませるなんて実にもったいない。文章を書くのが苦手な大人にこそタメになる本です。

中学生からの作文技術』は、読む側にとってわかりやすい文章を書くための技術を解説しています。各章の最後には文章技術を「おさらい」としてまとめてくれていますが、更にそこから5つの最重要事項を抜き出しました。


【わかりやすい文章のルール】
  1. 「かかる言葉」と「受ける言葉」は近いほどわかりやすい。
  2. 「節」を先にして、「句」をあとにする。※1
  3. 同じ「節」(または「句」)では、長い方を先にする。※2 ※3
  4. 長い「かかる言葉」が二つ以上あるとき、その境界にテンをうつ。
  5. 語順が逆順の場合にテンをうつ。
 ※1 節:1個以上の述語を含む複文。句:述語を含まない文節。
 ※2 長さが同じくらいのときは、大きな内容の方を先にする。
 ※3 「長さ」も「大きさ」も同じときは、前後の言葉のなじみ具合で配置を考える。


「かかる言葉」は長い順に並べよう!

「かかる言葉」「受ける言葉」について説明すると、
花が咲いた。
という単純な文章で見れば、「花が」は「咲いた」にかかる言葉で、「咲いた」は「花が」を受ける言葉になります。つまり「花が」が「かかる言葉」で、「咲いた」が「受ける言葉」ということです(一般的な用語で言えば、「主語→述語」や「修飾→被修飾」の関係に当たります)。

「花が(かかる言葉)」→「咲いた(受ける言葉)」

 それが分かれば、あとは簡単。「かかる言葉」と「受ける言葉」をできるだけ近づけ、「かかる言葉」が文の中に複数ある場合は長い方から順番に並べれば良いということです。それだけで文章が分かりやすくなります。

 例えば、次の言葉をどう並べれば読みやすいかを考えた場合、
【かかる言葉】
  • 私がふるえるほど大嫌いなBを
  • 私の親友のCに
  • Aが

【受ける言葉】
  • 紹介した
 下記の6パターンが考えられますが、
①Aが/私がふるえるほど大嫌いなBを/私の親友のCに/紹介した。
②Aが/私の親友のCに/私がふるえるほど大嫌いなBを/紹介した。
③私がふるえるほど大嫌いなBを/Aが/私の親友のCに/紹介した。
④私がふるえるほど大嫌いなBを/私の親友のCに/Aが/紹介した。
⑤私の親友のCに/Aが/私がふるえるほど大嫌いなBを/紹介した。
⑥私の親友のCに/私がふるえるほど大嫌いなBを/Aが/紹介した。
 上記のルールに当てはめて考えれば、「かかる言葉」を長い順に並べればいいので、④が一番分かりやすい文章ということになります。こんな単純なルールで文章が分かりやすくなるんですね。驚きです。

中学生からの作文技術』には、「かかる言葉の順序」や「テンやマルのうちかた」について以外にも、漢字の使いかた、助詞の使いかた、どこで改行するか、文章のリズムなどについて書いてあります。中学生向けということもあり、けっして難しくはないので、私のような文章を書くのが苦手な方にはおすすめです。

 今回の記事に関しては、『中学生からの作文技術』を参考に、できるだけ文章に気を配ったつもりですが、まだまだ至らないところもあるでしょう。徐々に上手くなれればと思います。

 長くなってしまったので今回はこの辺にして、福田恆存(著)『私の国語教室』については次回の記事「日本語の“ゆとり”改定」で書きたいと思います。


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 学習を長く続けていく上で大切なことは、具体的な目標を立てること(長期/中期)。どれぐらい勉強が進んでいるか進行状況を把握することだと思います。現在の立ち位置が分からないのでは、モチベーションが続きません。

 かと言って、毎日の勉強を記録するのに手間はかけたくないです。気軽にパパっとできる便利な方法がないかなと探したら、あっという間に見つかりました。

 今回は、毎日の勉強を記録できる便利なサービス『Studyplus(スタディプラス)』をご紹介します(WEBサービス、スマホ用のアプリ等、全て無料の学習管理サービスです)。
Studyplus(スタディプラス)
Studyplus(スタディプラス)』のWEBサイトには「勉強を記録してグラフで可視化、タイムラインで共有して仲間と励まし合える、究極の学習管理サービス」とあります。

 使い方の手順を簡単に説明すると下記になります。


【使用手順】

①「教材」を登録(教科書や市販の問題集、オリジナル教材など)
         ↓
②「教材」を選択し「学習時間」や「学習量」を入力
 (「ストップウォッチ機能」付き)
         ↓
③どれぐらい勉強したか見やすい「グラフ」で確認
         ↓
④公開設定により同じ目標を持った仲間との
 コミュニケーションが可能(SNS機能)


 下記のムービーをご覧いただければ、だいたいのイメージがつかめると思います。とても分かりやすいシンプルな操作方法なので、パソコンやスマホが苦手な方でもすぐに覚えられると思います。



Studyplus(スタディプラス)』で検索すると、慶應通信生の方も数人おりました。学生だけでなく、資格取得を目指す社会人の学習管理にも便利だと思います。すでに活用している方も多いでしょうが、まだ使ったことのない方は、無料サービスですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。


【Studyplus(スタディプラス)】
http://studyplus.jp

■App Store

■Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.studyplus.android.app&hl=ja



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 どうして英語が聴き取れないのでしょうか? リスニングをする時いつも思うのは「to」「and」とかの簡単な単語に限って、ほとんど聴き取れないということです。何度音声を再生しても「トゥー」とは聴こえないし、「アンド」とも発音していない。「私の耳がおかしいのか?」と疑ってしまいます。

 それだけではなく、ネイティブの会話は、とてつもなく速く感じます。「どんだけ容赦ないんだ」と諦めかけていましたが、たまたま本屋で見かけた『CD付 世界一わかりやすい英語の発音の授業』という本に、その答えが書いてありました。



CD付 世界一わかりやすい英語の発音の授業』の著者・関 正生氏(慶應義塾大学文学部卒)は、1週間で2000人以上を教えているという人気英語教師です(「受験サプリ」のテレビCMにも、ちらっと出てますね、ちらっと)。

 詳しくは書籍を読んでいただくとして、そのさわりを少しだけ説明すると、基本単語「to」が「トゥー」と聴こえず、「and」が「アンド」と聴こえないのは、私の耳が悪いのではなく、ネイティブは「トゥー」とも「アンド」とも発音していないのが理由とか。びっくり!

 つまりネイティブが「to」を「トゥー」と発音するのは、その言葉を強調して(もしくは丁寧に)言いたい時だけで、普段は「タ」と発音するケースの方が圧倒的に多いのだそうです(「トゥー」は「強形」といい、「タ」は「弱形」といいます)。同じように、「and」も「アンド」ではなく、普段は「ン」としかネイティブは発音しません(もしくはン」「ンド」)。

 ネイティブの会話がとてつもなく速く感じるのも、そこに理由があります。例えば日本人は「ロック・アンド・ロール」だと思っているのに、実際のネイティブは内田裕也みたいに「ロケンロール」って発音するため、「速い」と錯覚してしまうわけです。つまり、実際は「速い」というよりも「短い」というのが正解のようです。

 また「You are」は「ユー・アー」ではなく、「ヤー」と発音するように、隣同士の単語がくっついて発音するケースもあります(「You」は「弱形」で「ヤ」)。短くなったから速く聴こえたわけですね。

 発音の本は、他にも良書がたくさん出版されていますが、最初のとっかかりとして『CD付 世界一わかりやすい英語の発音の授業』はおすすめです。すらすら読めて分かりやすいですし、発音のルールをざっくり知るには打ってつけです。今回ご紹介した発音ルール以外にも、目からウロコな話が目白押し! 「CD付き」で「1,620円」はとてもお得だと思います。

 英語のリスニングや発音が苦手な方はぜひ。


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DUO 3.0』を使用して英語の勉強を開始しました。『DUO 3.0』がどんな本かと言えば、重要単語1600語重要熟語1000語重複なし560本の英文に凝縮させた本です。これだけで標準レベルの単語と熟語を完全にマスターできるという優れものです。


 別売りの『DUO 3.0 / CD復習用』は音声が収録されています。これを使用することで560本の英文を約60分ですべてリスニングをすることができます。



声に出すとリスニング力も向上!?

DUO 3.0』の使用方法ですが、定番中の定番の単語本なので、ネットで検索すれば山ほどでてきます。私の場合は、「シャドーイング(英語音声を追いかけるようにして読み上げる練習方法)」もしくは「オーバーラッピング(英語音声に自分の声をかぶせて読み上げる練習方法)」といった、声に出す練習を中心に行います。

 発声練習を優先させる理由は、これまでの経験上、声に出して覚えた方が、英語が体に馴染む感じがするからです(どういうわけかリスニング力の向上に一番効果があるような……)。野球で例えるなら、最初から「正しい野球理論を知らなければ」とガチガチに身構えるより、深く考えず、取りあえず「キャッチボール」でも始めた方が上達するのと似ています。ようするに「習うより慣れろ」ってやつです。

 とにかく単語は覚えても、時間をおけばすぐに忘れてしまうので、繰り返し反復していくことが大切です。まずは英語に慣れることを目指し、ひたすら英語の「シャドーイング(オーバーラッピング)」していきたいと思います。ある程度身に付いてきたら、文法の勉強や、英語ニュースや海外ドラマなどを使用した学習に移行する予定です。
 

【DUO 3.0 使用方法】
  • 勉強開始時は、1日に1セクションずつ(全45セクションなので45日で1周できる計算)。最後(セクション45)まで終わったら、最初(セクション1)に戻り、また同じように一から始める。
  • 2周めは1日に2セクションずつ(全45セクションを約23日で1周)、3周目は1日に3セクションずつ(全45セクションを15日で1周)と、少しずつペースを上げていく。慣れてきたら、1日に5セクション(全45セクションを9日で1周)、1日に9セクション(全45セクションを5日で1周)ぐらいのペースで回せるのが理想です(下記の「手順」の1〜3を省略可)。
  • 「10周」を目安に反復を繰り返す(予定期間3〜6ヶ月ぐらい)。
  • 最終目標は、1日60分のリンスニングで全45セクションをチェックできるようにすること(すきま時間でのリスニングを継続)。〈改定:2015年6月29日(月)〉
     
■手順
  1. 単語の意味と、英文の訳をさらりと確認(無理に覚えようとせず、何となくの理解でOK)
  2. 英文の訳をイメージしながら、軽く音読✕3回
  3. リスニング(英文を1文に区切り音声をリピート再生✕10回)
  4. シャドーイング or オーバーラッピング(英文を1文に区切り音声をリピート再生✕20回)
  5. 次の英文に進み、同じことを繰り返す

スロー&リピートで乗り切る!

 音声の再生にはICレコーダー「Panasonic RR-XS455」を使用します。「スロー再生」や「A-B間のリピート再生」など、語学学習に必要な機能がそなわっています。iPhone等のスマホのアプリでも同じことができると思いますが、バッテリーの消耗が嫌なので、専用機を用意することにしました。お手軽な値段ですしね。


DUO 3.0 / CD復習用』は慣れていない人には早く聴こえますが、ICレコーダーの「スロー再生」を利用することで、何とか乗り越えられそうです(ちなみに、それでも聴き取れない箇所は、「弱形」で発音されているか、単語の前後がつながって「短縮」されているかです。その辺のことは、次のブログ記事「なぜ英語が聴き取れないのか?」に書こうと思います)。


突然、英語が聴き取れる!?

DUO 3.0』で勉強したことのある人は分かるかと思いますが、最初の1回目は結構しんどいです。身に付いている感覚がほとんどないから、前進している気がせず不安になることもあります。でもTOEIC 800点台の友人が言うには、『DUO 3.0』を繰り返し復習すると突然「英語が聴き取れる!」という瞬間が訪れるらしいので(だいたい6〜7周目ぐらいとか)、それを信じて、このままぐるぐる回していくことにします。

DUO 3.0』の学習は辛いことばかりではありません。実は英文に出てくる各登場人物にはキャラクターが設定されており、ストーリーを楽しめるよう工夫されています。特に、みんなの人気者(?)「ボブ」は、しみじみ笑わせてくれます(最後は涙のフィナーレです。嗚呼)。詳しくは下記のリンク先をご参考に。

【参考】
DUO3.0記憶術!痛いBobを中心に隠れたを物語を読みとる!
http://matome.naver.jp/odai/2135261764356758101

 とにかく乗りこなすコツは、「早く覚えなくちゃ!」と気合を入れ過ぎないってことですね。それよりも「繰り返し回していけば、そのうち覚えるだろう」と気長に構えて、回転数を重視した方が良い結果につながる気がします。

 効果があらわれてきたら、ぜひ報告したいと思います。


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  ふと思い出すのが、小・中学校の同級生だったK君(よく一緒に下校しました)。裕福な家庭ではなかったから塾には通わせてもらえず、教科書オンリーで勉強していました。参考書もいっさい買ってもらえなかったようです(一度も見たことがありません)。せまいアパート暮らしの彼には勉強部屋もありませんでした(子供時代にリビングで勉強していた東大生が多いという情報も、あながち間違いではないかもしれません。子供部屋なんか与えられた日には、嬉しさのあまり、こっそりサボっちゃいますもんね……母さん、ごめんなさい。。。)。
東京大学 赤門
 そんなK君の勉強方法は、学校の教科書だけで「①予習」→「②授業」→「③復習」→「④テスト前勉強」→「⑤テスト」→「⑥再復習」→「⑦総復習」するという、至ってありきたりな方法でした。それでも最終的には東大に合格し、今では某銀行の行員さんとして立派に働いています。

 ありきたりと言ったものの、考えてみれば、最低7回以上も繰り返し勉強しているわけですからね。まじめで素直な性格だった彼が、教科書やノートを何度も何度も繰り返し読み返していたのを思い出します。

 もちろんそれは、努力家K君だからこそ可能だったのかもしれません。一応、ほかの東大卒の友人たちにも聞いてみましたが、名のある進学校に通っていたようなやつばかりで、あまり参考になりませんでした。

 話はそれますが、K君とはクラブ活動も実は一緒。同じ野球部でした。たぶん私が記憶する限り、一度も部活動を休んだことがなかったと思います。みんなが嫌がるロードワークや坂道ダッシュ、ボール拾いやグラウンド整備ですら、手を抜くことなく真面目にこなしていました(ちなみに私はこっそり部活を抜け出し、自宅に帰って「水戸黄門」の再放送を観ていました……監督、ごめんなさい。。。)。

 誰よりも泥だらけになってがんばっていた彼でしたが、一度も試合に出させてもらえませんでした。公式戦だけでなく練習試合、チーム戦ですらも。決して上手ではなかったから、それはそれで仕方ないのかもしれないけど。でも時々、彼のがんばる姿を思い出すんですよねえ、今でも。


 もし、まかり間違って、ここにたどり着いてしまった受験生さんがいたら、あまり役に立たない内容でごめんなさい。ただの思い出話ですからね。そんな方は下記のリンクでもどうぞ。


【関連】
■NHK テストの花道

■現役東大生に教わる「勉強が得意になるコツ」 【リクナビ進学】

■東大生のおすすめ勉強法 | 受験対策 | 東大塾


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 今回は「効率的な学習法」について考えてみたいと思います。

超速「7回読み」勉強法』『超高速勉強法』……書籍やネット上には“超”が付く勉強法が沢山あふれています。その中でも私は、野口悠紀雄(著)の『「超」勉強法』を参考にしたいと思います(野口氏は“「超」シリーズ”で有名な経済学者です)。

 
「超」勉強法 (講談社文庫)

 ご興味のある方は、ぜひ『「超」勉強法』を読んでもらえればと思いますが、その「基本原則」は、①面白い(興味・関心がある)ことを勉強する。②最初に「全体」から理解する(「全体の把握」→「細部」)。③8割の原則(8割を理解したら先に進む)になります。それらを考慮して、どうやって勉強していくかを決めました(タイトルは似ているけど、時代に合わせて書き直した『実力大競争時代の「超」勉強法』もおすすめです。知識の詰め込みではなく、伝達力と問題の発見・解決力がこれからは重要になることを説いています)。


【勉強方法(2015年)】
  1. まずは「目次」を眺めて、テキスト全体を把握
  2. 続いて「前書き」「後書き」を読む(だいたいここに著者が言いたいことが書いてある)
  3. 「タイトル」や「見出し」、「図表」を中心に、どんなことが書いてあるのか、ペラペラめくって本文の「流し読み」
  4. ここでようやく「本文」の読み上げ開始!(一日の読む範囲を決めて、分からない箇所があっても止まらず一気に読む。スピード重視!)
  5. 読み終えたところは、できれば次の日までに「再読」して復習(重要箇所や不明点があるページのページ数をメモ)
  6. テキスト全体を読み終えたら「メモ」したページを中心に「再再読」
  7. テキストの「要約」をノート(Evernote)にまとめる(最終目標は「8割の理解」。後で調べられるように必ず該当するページ数を記載)

 1〜3は、勉強を始める前に「全体を理解」しておくためです。最初に全体を把握しておいた方が、後の読み取りがスムーズになると思います。

 4で「本文」の読み上げ開始! 最初の通読はエネルギーが必要な上、熟読してもすぐに内容を忘れてしまうため、ここで力んでも疲れるだけ。そんなわけで、この段階ではできるだけ負荷をかけずスピード重視で読む方が良いと判断しました。

 しっかり読み始めるのは5の「再読」からです(実質これが本番)。次に読み返す際の範囲をしぼるのため、重要箇所や不明点があるページのページ数を必ずメモします(書籍の空きスペースに書き込むか、メモした紙を本に挟むか、手帳にメモしておくか。私はEvernoteを使用します)。

 6は「再再読」「メモ」したページを中心に読むことにします(できればその前後も読んだ方が良いでしょうね)。

 7でようやく「要約」の作成。後あと復習する際も、素早く調べられるように、該当するページ数を必ず記載するのがポイント。ここでもワープロソフトか、もしくはEvernoteなどのクラウド・サービスを使用すれば、後で簡単に「検索」ができて更に便利でしょう。


忘れることを前提とした勉強

 じっくり勉強したとしても、時間の経過で忘れてしまうのが人間です。「覚えたことも、いつかは忘れる」という前提で勉強に取り組まないと駄目でしょう。さすがに7回も読むような勉強法は無理でも(もちろん効果はあると思うが)、ある程度、記憶に定着させるには、最低でも2〜3回は繰り返し読む必要があると思います。覚えたことを忘れない魔法の呪文は「忘れる暇をあたえない!(=ひたすら繰り返し反復)」です。

 もう一つ重要なのは、必要なときに必要な情報をいつでも引き出せるような工夫です。いくら習得したと思っても、いつかはその記憶も薄れるので、また調べ直す必要性が必ずでてきます。そこでまた「あれれ? どこに書いてあったっけ?」と再び調べるのに時間がかかってしまうようでは、エネルギーの無駄です。レポートを書く際に引用したり、他の科目の関連事項として調べることだってあるでしょう。卒論を書くときに改めて必要とする可能性もあります。そういった理由で、「再読」や「要約」の際は、該当するページ数の記載を必須と決めました。

 ちなみに今回の『「超」勉強法』と『実力大競争時代の「超」勉強法』を読む時から、新しい勉強法を実行してみました。なかなかよい感じだと思います。しばらくはこのやり方でがんばってみたいと思います。


【参考】
■勉強方法.com

■勉強法 - NAVER まとめ

■勉強の方法を見直して学習力をグングン伸ばす9つのポイント


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 社会人は、とにかく忙しい働いている人は日々の仕事で目一杯です。残業に追われている人。仕事と育児の両立で多忙な人。資格試験の勉強でまったく暇がない人だっていると思います。もちろん専業主婦だって日々忙しいことでしょう(特に、非協力的なパートナーだったりなんかしたら大変)。社会人が自由に過ごせる時間は、非常に少ないと感じます。
忙しい社会人
 慶應通信OBの方のブログをいくつか拝見すると、通信大学生として卒業するためには、かなりの時間を勉強に割く必要がありそうです。

 どうすれば無理なく勉強時間を確保できるでしょうか。あれこれ調べましたが、よく目にするのは3つの方法です(他におすすめがあれば、ぜひ教えてください)。①無駄な時間を削る②すきま時間を有効活用して勉強する③朝早起きして勉強する(他には「速読で時間を短縮する」なんてのもありました)。どれも平凡すぎて何とも言えませんが、実行すればそれなりの効果はあると思います。

 私は私で自分なりの「学習ルール」を決めたいと思います。


【5つの学習ルール】
  1. 各学習ごとに最低“3分”は勉強する!
  2. 「朝8時」から勉強開始!(主に前日の復習)
  3. 通勤時間は「英語のリスニング」
  4. 「帰宅後」1時間以内に勉強開始!
  5. 土日休日は余裕があれば「図書館」で勉強


無理なく持続可能な学習ルールで

 まず勉強時間ですが、あきれるぐらい短い“3分”に設定しました。最初から3時間とか5時間とかにして気合を入れすぎてしまうと、心理的な負担が大きすぎて、スタート早々に挫けてしまいそうな気がするので、あえて短く“3分”にします。

 なぜ
“3分”かと言えば、ボクシングの1ラウンドは“3分”。ウルトラマンが地上で戦える時間も“3分”。カップヌードルが熱湯を注いで食べられるまでの時間も“3分”。キューピーも“3分”クッキングですよね。なんとなく“3分”なら軽い気持ちで始められそうな気がしました。適当ですみません。

 
いざ始めてしまえば“3分”で済むはずがないです(たぶん)。気がつけば2〜3時間ぐらい勉強しているのではないでしょうか。一応そこが狙いです。

 朝の学習は「朝8時から勉強開始!」とすることにしました。だいたい午前8時前に起床するので、その後に勉強するのが私にはちょうど良いです。いつもだと「朝の情報番組」をだらだら見ちゃっていましたが、それは今日でやめます。どうせ暇つぶしの内容ばかりですしね(楽しんでいる方がいたら、ごめんなさい)。

 通勤時間は「英語のリスニング」にあてたいと思います。自宅と会社が近所で通勤時間が長くないため、電車での移動中やその他の空き時間も「英語のリスニング」に割り当てます。

 夜の学習は「帰宅後1時間以内に勉強開始!としました。時間ではなく、あえて「帰宅後」→「勉強」とした理由は、自宅に「帰宅」するのはほぼ毎日なので、仮に予定の変更などで時間がズレたとしても、その後の「勉強」する行動には影響しないからです(時間で設定してしまうと、そうはいきません)。そんなわけで「帰宅後1時間以内に勉強開始!」というルールにしました(やってみないと分かりませんが、その方が習慣化できる気がします)。

 基本的に学習科目は1科目にしぼって学び、それが終了するまで他の科目に手を付けないことにします。ひとつに集中したいので。ただ「英語」に関しては例外で、他の科目と平行して学んでいこうと思います(リスニングだけでなく単語や文法なども)。

 また、夜勉の時間帯のテレビ番組はすべて録画とし、その日の勉強が終わるまでは絶対に見ないこと
にします。

 土日休日の図書館での勉強は、あくまでも余裕があればと言うことで。

 さて、さっそくこれらの「5つの学習ルール」で勉強を開始します。やりながら微調整していくつもりです。とりあえず実行してみます。


【参考】
■どうやって勉強時間を確保するか?
http://president.jp/articles/-/11093

■私の人生を変えた「朝1時間勉強法」 
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1308/29/news013.html

■エンジニア式 仰天!すき間時間の勉強テク|【Tech総研】
http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000217

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 本日2/17(火)、大学から「選考料領収書」が届きました! 「入学願書」を送付したのが2/10(火)なので、ちょうど1週間で届いたことになります。
選考料領収書
「選考料」が無事に受領されたようなので、ひとまず一安心しました(これから選考が始まるのでしょうね)。合否のことはあれこれ考えても仕方ないので(考えても結果は変わりませんし)、今やるべきことを進めていきたいと思います。
 
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 ここ最近は、どこもかしこもトマ・ピケティ21世紀の資本』(みすず書房)の話題で持ち切りです。700ページ以上の分厚さで、しかも6千円近くもする高額な学術書。それにも関わらず、空前のベストセラーです。
トマ・ピケティ『21世紀の資本』
 すでに解説本や入門書籍なども多数出版され、テレビやラジオでも、ピケティ関連の番組があちらこちらで放送されています。


21世紀の資本

■NHK Eテレ「パリ白熱教室」ピケティ教授

 私はさすがに尻込みして、実はまだ読んでいません。ただ雑誌の入門記事やネットの情報には目を通しました(下記におすすめの雑誌を2冊を紹介します)。先月の1月8日、翻訳者のひとり山形浩生氏が『荻上チキ・Session-22』(TBSラジオ)に出演した際のオンエアも聴きました(Podcastで聴けます)。おおよそどんなことが書かれているかは理解できました。

 
週刊東洋経済 2015年 1/31 号 [雑誌] 

 
週刊ダイヤモンド 2015年 2/14 号 [雑誌]特集1そうだったのか! ピケティ『21世紀の資本』決定版/やっとわかった! 池上彰が直撃『本当に伝えたかったことは何ですか?』/池上流 3つのポイントでかんたん解説/識者11人のピケティ支持率付き わたしは『21世紀の資本』をこう読んだ/8つのステップで早わかり 図解 ピケティ入門


 入門記事を読んだ程度で語るのは気が引けますが、どんな内容が書いてあるかを一言でまとめれば「世界20各国以上の3世紀にわたる膨大なデータを調べたら、案の定、金持ちはますます金持ちになり、貧乏人との経済格差はどんどん開いちゃってるよ」という本のようです(とは言え、ピケティは資本主義を否定しているわけではないらしい)。

 どうして話題になっているかと言えば、やはり社会問題として語りやすいテーマだからだと思います。メディアは「やっぱり格差が広がっているのか!」と飛びつき、経済学者たちは、データや定義の検証に大忙しといった感じでしょうか。格差とどう向き合うかについて、さまざまな議論が巻き起こっています。

 山形浩生氏の本は何冊か拝読したことがありますが、文章がユニークで面白いですね(最近は経済本の翻訳が多いです。でも個人的にはロックなイメージがあります)。ピケティの『21世紀の資本』は分厚くて気が引けるけど、内容自体は難しくないと聞きます。ブームが落ち着いた頃にじっくり読んでみたいと思います。

 下記に東大で行われた講義の映像を見ることができます。興味のある方は、ぜひご覧あれ。

■イベント「トマ・ピケティ東大講義『21世紀の資本』」(映像あり)

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 今回は、世界最大級のヘッジファンド創業者のレイ・ダリオ(Ray Dalio)氏が語る『30分で判る 経済の仕組み』(動画)をご紹介します(昨年かなり話題になったので、すでにご覧になられたかもしれません)。さて、レイ・ダリオ氏がどれだけお金持ちかというと、運用資産が15兆円だそうです。額が大きすぎて、ちょっくら想像できません。



30分で判る 経済の仕組み』(動画)では、経済を動かす3要素、取引やクレジットの原理について分かりやすく説明しています。

 基本的なポイントは下記。
あなたの支出は誰かの所得となるのです。あなたが得る所得は誰かの出費です。ですから、あなたの支出が増えると誰かの所得が増えるのです。
 そこからインフレやデフレ、不景気の仕組み、バブル後の対策について解説していきます。

 最後には、経済活動において重要な三原則をまとめています。
  1. 所得より早く債務を増えさせない。
  2. 所得を生産性より早く増えさせない。
  3. 生産性を向上させる努力を惜しんではいけない。
 詳しくは動画をご覧ください。
 テキストの全文書き起こしも下記にリンクしておきます。


【参考】
■世界最大級のヘッジファンド創業者 日本語で経済入門動画 | 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGN21003_R20C14A5000000/

■世界一の資産家レイ・ダリオ氏が解説する「30分でわかる経済の仕組み」全文書き起こし | ログミー
http://logmi.jp/35096

■運用資産15兆円のカリスマ投資家レイ・ダリオ氏が語る「30分でわかる経済の仕組み」全文文字起こし | この世の果てブログ
http://konoyono.hateblo.jp/entry/How_TheEconomicMachine_Works


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 2/10(火)に「入学願書」を書留郵便で送りました。あとは「合格通知」を待つだけです(結果が出るまで落ち着きません)。慶應通信の先輩方のブログを拝見すると(下の「慶應通信生『合格通知』の到着日」を参照)、例年は春分の日(3/21)以降に届くようです(3/22は日曜日なので、早くて3/23かな?)。

 今後のスケジュールはどうなっているのでしょうか。「学生募集要項」によると、「出願書類等作成・取揃」→「出願手続(2/10)」→「出願受付」→「選考料領収書受取」→「入学選考」→「合格通知・学費払込表の受取」→「学費の払込」→「入学許可書・学生証受取」→「テキスト受取 & 学習開始」の流れになります。
出願手続
 いずれにしても、「合格通知」が届かないかぎり、こちらにできる手続きはありません。決まるまで気が気でないですが、「何も咲かない冬の日は、下へ下へと根を伸ばせ」ということで、入学前のお勉強を地道に開始したいと思います(「入学前に学んでおくべきこと(数学)」「入学前に学んでおくべきこと(英語)」「入学前に学んでおくべきこと(簿記)」)。


慶應通信生「合格通知」の到着日(2015年2月10日調べ)

【春入学】

入学願書送付 2/10 → 合格通知到着 3/24

入学願書送付 2/14 → 合格通知到着 3/22

入学願書送付 2/18 → 合格通知到着 3/23

入学願書送付 2/22 → 合格通知到着 3/27

入学願書送付 3/12 → 合格通知到着 3/30


【秋入学】

入学願書送付 8/10 → 合格通知到着 9/24

入学願書送付 8/11 → 合格通知到着 9/22


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「数学」と「英語」以外で、入学前に学んでおこうと思うのは「簿記」です。村上憲郎(グーグル日本法人名誉会長)氏の著書『村上式シンプル仕事術』には、「財務・簿記の基本知識を身につける」ことが、ビジネスパーソンにとって非常に重要であることが書いてあります。

 昔から「経営を知るには、まずは簿記3級を学べ」と言いますしね。ひとまず「簿記3級」を目指す準備から始めたいと思います。 

簿記のお勉強、はじめの一歩

■『はじめての人の簿記入門塾』浜田勝義(著)
 よけいな説明をはぶき、初心者が苦手とする“簿記の用語”と“簿記のルール”を丁寧に解説した簿記の入門書。各PARTの簡単なポイントがマンガでわかります。
 

はじめての人の簿記入門塾

■『スッキリわかる 日商簿記3級 第6版』滝澤ななみ(著)
 わかりやすさ・読みやすさに徹底的にこだわった日商簿記3級のテキスト&問題集。簿記検定のベストセラー書籍です。
 

スッキリわかる 日商簿記3級 第6版


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