『塾生ガイド』と『テキスト科目履修要領』を読み終えたところで、ざっくりとした「履修計画」を立てたいと思います。

「あれもこれも」と学びたい科目から計画すると収集がつかなくなりそうです。どれくらいの数の選択科目が卒業に必要かをまずは調べて、それから組み立てていこうと思います。

 慶應通信を卒業するためには、「卒業所要単位」は“124単位以上”が必須要件です(そこまでいって、ようやく「卒業試験」が受けられます)。「卒業所要単位」の内訳は、「総合教育科目」が“48単位以上”「専門教育科目」が“68単位以上”「卒業論文」が“8単位”になります(それらを合算して“124単位以上”ということです)。

「卒業所要単位」124単位以上 
 「総合教育科目」48単位以上 +「専門教育科目」68単位以上 +「卒業論文」8単位


総合教育科目(48単位以上)

「総合教育科目」は、「3分野科目」「必修外国語科目」「選択外国語科目」「保健体育科目」に分かれます。中でも重要なのは「3分野科目」と「必修外国語科目」です。

■「総合教育科目」の卒業要件(経済学部) 
総合教育科目(48単位以上)
■卒業要件(法学部)http://www.tsushin.keio.ac.jp/faculty/law/

「3分野科目」の場合、「テキスト」からは“24単位以上”を修得する必要があり、「スクーリング」(もしくは「E-スクーリング」か「放送授業」)からは“12単位まで”しか卒業要件にカウントされない縛りがあります(当たり前ですが、通信生は基本的に「テキスト」で学べということです)。また「各分野ごとに“2科目以上”かつ“6単位以上”」が必要です(これは履修する科目の偏りを防ぐためでしょうね)。つまり「3分野科目」は“32単位以上”の習得が必要ということになります。

 私の場合は経済学部の学士入学なので、「総合教育科目」“48単位以上”のうち“36単位”は認定されるので履修する必要はありません。「3分野科目」の『統計学』“4単位”と、「必修外国語科目」として選択した「英語」の“計8単位”のみを選択すれば良いことになります(「英語」は仮認定していません。どのみち試験を受ける必要があるので、テキストで学んだほうが良いという判断です)。

「総合教育科目」の履修計画は下記になります(テクストは「T」/スクーリングが「S」)。

■総合教育科目(48単位以上)

【3分野科目】
『統計学』T(4単位)

【必修外国語科目】
『英語I』T(2単位)
『英語II』T(2単位)
『英語VII』T(2単位)
『英語リーディング』S(1単位)
『英語ライティング』S(1単位)
─────────────────────
 計 12単位( + 認定36単位 = 合計48単位)


【履修不可だが興味のある科目】
『経済学』
『数学(基礎)』『数学(微分・積分)』『数学(線形数学)』
『日本史(日本史)』『日本史(世界史)』
『論理学』『哲学』『文学』『社会学』
『英語リーディング』『英語ライティング』放送授業
 ※放送授業「英語」CDの購入予定(1セット13,500円)


専門教育科目(68単位以上)について

「専門教育科目」“68単位以上”の中でも「必須科目」(経済学部の場合「6科目“17単位”」)は絶対に履修しなければならないので、こちらで選ぶ必要のある科目は残りの選択科目“51単位”です。

「選択科目」51単位 
 「専門教育科目」68単位以上 −「必須科目」17単位

■「専門教育科目」の卒業要件(経済学部)
専門教育科目(68単位以上)

■卒業要件(文学部)http://www.tsushin.keio.ac.jp/faculty/flet/graduation.html
■卒業要件(法学部)http://www.tsushin.keio.ac.jp/faculty/law/

「専門教育科目」の場合、「テキスト」からは“40単位以上”を学ぶ必要があり、「スクーリング」(もしくは「E-スクーリング」か「放送授業」)からは“28単位まで”しか学べない縛りがあります。

慶應通信に入学したら最初に読むべき2冊(+1冊)」にも書きましたが、「テキスト」と「スクーリング」で同じ科目を重複履修しても、慶應通信では単位を取ることができます(ただし「テキスト」と「スクーリング」では同じ科目でも単位数が違います。外国語や実験、保健体育や体育の一部を除き、「スクーリング」のほとんどの科目は2単位です。【参考】「開講科目一覧 講義要綱」)。その方が単位も取得しやすそうだし、理解もより深まりそうなので、この制度は積極的に利用させてもらおうと思います。

「必須科目」は特に重要な科目なので、「テキスト」&「スクーリング」の重複履修で学びます。「選択科目」に関しては各「必須科目」を学び終えた辺りで、どの科目を選択するか決めたいと思います。取りあえず現時点では『?』としておきます。科目によっては1単位や3単位、4単位のものもありますが、分かりやすさを優先線して、未選択の科目はすべて「2単位」としています(数が多いので)。

「専門教育科目」の履修計画は下記になります(テクストは「T」/スクーリングが「S」)。

■専門教育科目(68単位以上)

【必須科目】
『経済原論』T(4単位)+ S(2単位)
『経済史』T(4単位)+ S(2単位)
『経済政策学』T(2単位)+ S(2単位)
『財政論』T(2単位)+ S(2単位)
『金融論』T(2単位)+ S(2単位)
『経営学』T(3単位)+ S(2単位)
─────────────────────
 計 29単位(T17 + S12単位)


【選択科目】
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)+ S(2単位)
『?』T(2単位)
『?』T(2単位)
『?』T(2単位)
『?』T(2単位)
─────────────────────
 計 40単位(T16 + S16単位/Tのみ8単位)

 合計 69単位(T41 + S28単位)


今後の学習予定

 今後の学習予定ですが、『テキスト科目履修要領』(P10)でオススメする『英語II』→『英語VII』→『英語I』の順番で、あえて苦手な英語から始めます。

 その次には『数学』を自学自習しつつ、一番大変そうな『統計学』にガッツリ取り組みたいと思います。

 そこまでいけたら、専門教育科目の中の必須科目『経済原論』に着手。『テキスト科目履修要領』には、経済系のどの選択科目にも『経済原論』を学んでからと書いてあります。基本中の基本になる科目なので、これもみっちり取り組みたいです。それを終えた段階で選択科目のどれを選ぶか具体的に決めていきたいと思います。

 一科目のレポートを提出し終えるまでは、他の科目には手を付けません。以前の記事「効率的な学習法を考える」にも書きましたが、どの科目も「8割の原則(8割を理解したら先に進む)」を徹底します。

 現時点ではざっくりとした履修計画にとどめ、更なる詳細は慶友会に入会し、先輩方のご意見を伺った上で改めて考えます。しばらくは『英語II』の勉強だけに集中します。

※間違い等ございましたら、ご指摘いただければ幸いです。


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