慶應通信のすゝめ

慶應義塾大学 通信教育課程で学び卒業を目指します

『慶應通信のすゝめ』は、慶應義塾大学 通信教育課程(経済学部)の卒業を目指す社会人のブログです。自分自身の学習計画を整理するために立ち上げました。私と同じようなことでつまずく通信生も世の中にはきっといるはず。少しでもお役に立てればと思います。

カテゴリ: 自学自習

 福田恆存と言えば、シェイクスピア『ハムレット 』『オセロー 』『マクベス 』『リア王 』やヘミングウェイ『老人と海 』、オスカー・ワイルド『サロメ 』『ドリアン・グレイの肖像 』等の翻訳家として有名です。思想家としても戦後の日本を代表する人物だったと言えます。

 前回のブログ記事「わかりやすい文章を書くには?」に続いて、今回は福田恆存(著)『私の国語教室について書きたいと思います。
金田一京助「現代かなづかい」 vs 福田恆存「歴史仮名遣い」
私の国語教室』のほとんどは現代かなづかい」vs「歴史的仮名遣」の論争(「福田・金田一論争」)についての記述です。一見、国語教室とは関係ないようにも思えます。でも読み進めていくと、日本語をちゃんと理解するためには「歴史的仮名遣い」を学ぶことが重要だと、福田恆存が考えていたことがよく分かります。
 

私の国語教室 (文春文庫)

 説明するまでもないですが、現在の日本人が使用する書き言葉は「現代かなづかい」を元にした「現代仮名遣い」。それに対して、中学や高校の古文の授業で習った昔ながらの書き言葉が「歴史的仮名遣い」です(例えば「當然、慶應通信生は卒業したいと思ふことでせう」のような文です。明治から第二次世界大戦終結直後まで正式な日本語の表記法でした)。

 どうして「現代かなづかい」vs「歴史的仮名遣」の論争が起きたのでしょうか。まずはその経緯から説明させてもらいます。

 第二次世界大戦後の日本において、“覚える漢字の数を減らそう! 日本語をもっと簡単化にしよう!”という日本語改革論者の勢いが強まり、それを良しとした文部省(現在の文部科学省)によって「現代かなづかい」と「当用漢字」(1850字)が制定されるという、いわゆる日本語の“ゆとり”改定が行われました。

 その背景には、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)のお墨付き団体によって、“漢字が民主化を遅らせた。カンジ、ダメ、ゼッタイ。ローマ字の方が便利デス”といったような勧告があったり、“現代日本語の発音どおりに日本語表記を変えようぜ”という考えの日本語改革論者が、国語審議会委員の多数派だったことから、一気に「現代かなづかい」を採用する方向に進んでいったようです。

 一千年かけて少しずつ変化してきた「歴史的仮名遣」は、たかだか数年で「現代かなづかい」に取って代わることになりました。

 Wikipediaの「国語国字問題」によると、読売報知(当時の読売新聞)ですら「漢字を廃止せよ」という社説を出していたり、作家・志賀直哉に至っては「日本語を廃止して、世界中で一番美しい言語であるフランス語を採用することにしたらどうか」と提案していました。世の中の流れが日本語を改定する方向に向かっていたのかもしれませんね。

 金田一京助(『明解国語辞典』で有名な方ですが、名前を貸しただけで辞書作りにはほとんど関与していないのだとか。知らなかった)を初めとする日本語改革論者は、現代日本語の発音に合わせた日本語表記の「現代かなづかい」を推しました。また、使用頻度の高い漢字だけを残し、難しい旧漢字を略字体に置き換えた「当用漢字」を選定することで、覚えるべき漢字の数を大幅に減らすべきだと主張しました(ちなみに現在は2010年改定の「常用漢字」2136字です)。

 しかし、それに対して断固反対したのが福田恆存です。「現代かなづかい」の矛盾を徹底的に非難し、「歴史的仮名遣」の方が合理的で論理的に一貫性があると主張しました。

 例えば、
  • 現代日本語の発音に合わせて1字1音を原則として書くのが「現代かなづかい」だと言うのに、「私は」「東京へ」「水を」といったように、そこだけ「歴史仮名遣い」を用いるのはおかしい。「私わ」「東京え」「水お」にしないのはどうしてか?
  • 」が「こうり」ではなく「こおり」で、「お父さん」が「おとおさん」でなく「おとうさん」が正しい理由は? 「大きい」が「おうきい」ではなく「おおきい」で、「王子」が「おおじ」でなく「おうじ」なのはどうしてか?
  • 」と「」、「」と「」のどういった理屈で使い分ければ良いのか……。
 それらは「歴史仮名遣い」の原則を知らなければ説明できないじゃないかと。

 その「歴史的仮名遣」の原則が何かと言えば、「書き言葉は“音”ではなく“語”に従う」ということです。どういうことかと言うと、表記に関して言えば、“音声”よりも“意味”が「主」であり「目的」で、まさに「“意味”を書き記す」ために組み立てられたのが「歴史的仮名遣」ということです。

 一方「現代かなづかい」は、“意味”よりも“音声”の方を「主」として、それに合わせて無理やり書き言葉を変えてしまったため、本来「表記」が果たすべき「“意味”を書き記す」という機能が中途半端になってしまいました。だから、ことあるごとに「歴史的仮名遣」の原則を借りるしかないというわけです。

「歴史的仮名遣」には“音声”と“表記”一致しない例外はあっても、その数はたいして多くないし、「歴史的仮名遣」のルールを覚えるのはそう難しくもない。“意味”を表記する「目的」から見れば、「現代かなづかい」よりも「歴史的仮名遣」の方がはるかに現実的だというのが、福田恆存の意見なのだと思います。
……歴史的かなづかいはこの表音文字といふ現実をそのまま受け入れて、その現実とは別次元に表意という概念をたて、それをめざしているものであります。つまり、最初から現実と概念の二元論上に立っているのです。一方、「現代かなづかい」は表音文字であることを理由に表意性を認めない。すなわち表音という現実以外に別の原理を求めず、現実から帰納しえた原則をもって現実を処理しようとしている、いわば一元論に立つものなのであります。二元論が二元に相渉(あいわた)るのは妥協ではなく、それが初めからの約束ですが、一元論が二元に相渉るのは妥協であり、矛盾であります。のみならず、このジレンマの致命傷は一元論そのものの崩壊になり、その原則自身の無力を裏切り示すことになるのです(「歴史仮名遣い」の原文を「現代仮名遣い」に変換)。
 福田恆存は、すべての言葉は“音”と“意味”が結合したものであって、どちらか一つで成立するものではないと考えました(二元論)。また彼は、「歴史的仮名遣」の原則を絶対に変えるなと言っているわけではなく、「一千年前に基を置いているだけのことで、音韻変化の史的現実に即応して変わってきたものですし、また今後も変わうるものなのです」と書いています。強引に変えてしまうのではなく、必要に応じて「徐々に部分的に改めていくのがいい」と考えていたようです。

 さて論争の結末は、「けっきょく決着しないまま論争は終わった」と「福田・金田一論争」には書いてありますが、しかし、どうでしょう? 『私の国語教室』を最後まで読んだ感想では、理論上は福田恆存の圧勝じゃないかと思いました(金田一京助の書籍を読めば、意見が変わるかもしれませんが)。

 ところがどっこい、現在の日本語は「現代かなづかい」の元となった「現代仮名遣い」が標準の書き言葉として定着し、「歴史的仮名遣」はほとんど使用されなくなりました(国文学を学ぶ人は例外として)。皮肉なことに「現代かなづかい」の完全勝利なわけです。

私の国語教室』は全編「歴史的仮名遣」で書かれた書籍なので、「歴史的仮名遣」に慣れていない私には大変読みづらく、特に旧字体の漢字(例えば「鹽→塩」など)には苦労しました。でも我慢して読んでいるうちに少しは慣れるものですね。

私の国語教室』の「前書き」には、1章と2章、6章だけでもいいから読んでほしいといったことが書いてあります。ちなみに「歴史仮名遣い」講座は3章からになります。

 福田恆存にしてみれば易しく解説したつりもかもしれませんが、一度読んだだけではとても覚えきれません。何となくアウトラインを理解するのでいっぱいいっぱいです。「現代仮名遣い」で書いてあれば、もうちょっと理解しやすいと思うんですけど。ただ、「歴史的仮名遣」を推している以上、それはできないのでしょうね。

 いまさら「歴史的仮名遣」が主流になることはないでしょうが、日本語の深みを知るには「歴史的仮名遣」を改めて勉強し直さなきゃ駄目だと感じました。

 少しずつではありますが、時代のニーズに合わせて「漢字」を見直す動きがあるのも事実です。「当用漢字」の1850字ではさすがに足りなすぎるということで、1981年には「常用漢字」として1945字、2010年の改訂では更に2136字まで増えました。

 1981年より以前は、「」「」「」「」といったよく使用される漢字も「当用漢字」には含まれていませんでした。「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」も入っていなかったわけです。これら以外にも、どうして選ばれなかったのか理解できない漢字が多々あります。

 2010年に改定されて、ようやく「」「」「」「鹿」「」が「常用漢字」となり、「」「」「」「」「」「」「」「」「」も堂々と使用できるようになりました。ジャニーズのファンの強い要望があったかどうかは知りませんが、ようやく「」も「常用漢字」の仲間入りです。

 ちなみに慶應大学の「」は「常用漢字」ではありません。「常用漢字」では「」になります。すべてを挙げたら本当にキリがありません。

 ちょっくら日本語のお勉強でもしようかと思って読んだ『私の国語教室』でしたが、気がつけば何度も読み返すはめになり、どえらく時間がかかりました。慶應通信というテーマからは大幅に脱線してしまいましたが、でもまあそれはそれで良しとして、せっかくなので「古文の参考書」でも買って勉強し直そうかと思います。その後でまた改めて『私の国語教室』を再読してみたいです。

 まとめきれず長文になってしまいました。駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

【参考】
■漢字表一覧 | 青空文庫

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 私は、文章を書くのが昔から苦手です。こうしてブログを書くのも毎度ひと苦労しています(すらすら書ける人が本当に羨ましい!)。でも通信生として入学すれば、卒業するまで山ほど文章を書かなければなりません。だから苦手だなんて言ってられないです。

 レポートや論文の書き方については、以前の記事「『志望理由書』を書き始めるその前に、レポート・論文の書き方を学ぼう!」に軽くまとめさせてもらいました。ただ、そもそも文章がヘタクソでは、レポートどころの話ではないです。

「わかりやすい文章の書き方」について今回は書きます。
中学生からの作文技術/私の国語教室
 参考にさせてもらったのは、“左”のジャーナリスト・本多勝一(著)の『中学生からの作文技術』と、“右”の論客・福田恆存(著)の『私の国語教室』です。
 


 彼らの“右左”の思想はさておき、書籍の内容はどちらも素晴らしいです。すぐにでも役に立つのは本多勝一氏の書籍でしょう。文学部の方であれば、翻訳家・思想家としても名高い福田恆存(1912 - 1994)氏の書籍も読んでおいた方が良いと思います。

 今回は『中学生からの作文技術』からご紹介します。この書籍はロングセラー『日本語の作文技術』『実戦・日本語の作文技術』を中学生向けに再編したいいとこ取りの入門書です。中学生だけに読ませるなんて実にもったいない。文章を書くのが苦手な大人にこそタメになる本です。

中学生からの作文技術』は、読む側にとってわかりやすい文章を書くための技術を解説しています。各章の最後には文章技術を「おさらい」としてまとめてくれていますが、更にそこから5つの最重要事項を抜き出しました。


【わかりやすい文章のルール】
  1. 「かかる言葉」と「受ける言葉」は近いほどわかりやすい。
  2. 「節」を先にして、「句」をあとにする。※1
  3. 同じ「節」(または「句」)では、長い方を先にする。※2 ※3
  4. 長い「かかる言葉」が二つ以上あるとき、その境界にテンをうつ。
  5. 語順が逆順の場合にテンをうつ。
 ※1 節:1個以上の述語を含む複文。句:述語を含まない文節。
 ※2 長さが同じくらいのときは、大きな内容の方を先にする。
 ※3 「長さ」も「大きさ」も同じときは、前後の言葉のなじみ具合で配置を考える。


「かかる言葉」は長い順に並べよう!

「かかる言葉」「受ける言葉」について説明すると、
花が咲いた。
という単純な文章で見れば、「花が」は「咲いた」にかかる言葉で、「咲いた」は「花が」を受ける言葉になります。つまり「花が」が「かかる言葉」で、「咲いた」が「受ける言葉」ということです(一般的な用語で言えば、「主語→述語」や「修飾→被修飾」の関係に当たります)。

「花が(かかる言葉)」→「咲いた(受ける言葉)」

 それが分かれば、あとは簡単。「かかる言葉」と「受ける言葉」をできるだけ近づけ、「かかる言葉」が文の中に複数ある場合は長い方から順番に並べれば良いということです。それだけで文章が分かりやすくなります。

 例えば、次の言葉をどう並べれば読みやすいかを考えた場合、
【かかる言葉】
  • 私がふるえるほど大嫌いなBを
  • 私の親友のCに
  • Aが

【受ける言葉】
  • 紹介した
 下記の6パターンが考えられますが、
①Aが/私がふるえるほど大嫌いなBを/私の親友のCに/紹介した。
②Aが/私の親友のCに/私がふるえるほど大嫌いなBを/紹介した。
③私がふるえるほど大嫌いなBを/Aが/私の親友のCに/紹介した。
④私がふるえるほど大嫌いなBを/私の親友のCに/Aが/紹介した。
⑤私の親友のCに/Aが/私がふるえるほど大嫌いなBを/紹介した。
⑥私の親友のCに/私がふるえるほど大嫌いなBを/Aが/紹介した。
 上記のルールに当てはめて考えれば、「かかる言葉」を長い順に並べればいいので、④が一番分かりやすい文章ということになります。こんな単純なルールで文章が分かりやすくなるんですね。驚きです。

中学生からの作文技術』には、「かかる言葉の順序」や「テンやマルのうちかた」について以外にも、漢字の使いかた、助詞の使いかた、どこで改行するか、文章のリズムなどについて書いてあります。中学生向けということもあり、けっして難しくはないので、私のような文章を書くのが苦手な方にはおすすめです。

 今回の記事に関しては、『中学生からの作文技術』を参考に、できるだけ文章に気を配ったつもりですが、まだまだ至らないところもあるでしょう。徐々に上手くなれればと思います。

 長くなってしまったので今回はこの辺にして、福田恆存(著)『私の国語教室』については次回の記事「日本語の“ゆとり”改定」で書きたいと思います。


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 学習を長く続けていく上で大切なことは、具体的な目標を立てること(長期/中期)。どれぐらい勉強が進んでいるか進行状況を把握することだと思います。現在の立ち位置が分からないのでは、モチベーションが続きません。

 かと言って、毎日の勉強を記録するのに手間はかけたくないです。気軽にパパっとできる便利な方法がないかなと探したら、あっという間に見つかりました。

 今回は、毎日の勉強を記録できる便利なサービス『Studyplus(スタディプラス)』をご紹介します(WEBサービス、スマホ用のアプリ等、全て無料の学習管理サービスです)。
Studyplus(スタディプラス)
Studyplus(スタディプラス)』のWEBサイトには「勉強を記録してグラフで可視化、タイムラインで共有して仲間と励まし合える、究極の学習管理サービス」とあります。

 使い方の手順を簡単に説明すると下記になります。


【使用手順】

①「教材」を登録(教科書や市販の問題集、オリジナル教材など)
         ↓
②「教材」を選択し「学習時間」や「学習量」を入力
 (「ストップウォッチ機能」付き)
         ↓
③どれぐらい勉強したか見やすい「グラフ」で確認
         ↓
④公開設定により同じ目標を持った仲間との
 コミュニケーションが可能(SNS機能)


 下記のムービーをご覧いただければ、だいたいのイメージがつかめると思います。とても分かりやすいシンプルな操作方法なので、パソコンやスマホが苦手な方でもすぐに覚えられると思います。



Studyplus(スタディプラス)』で検索すると、慶應通信生の方も数人おりました。学生だけでなく、資格取得を目指す社会人の学習管理にも便利だと思います。すでに活用している方も多いでしょうが、まだ使ったことのない方は、無料サービスですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。


【Studyplus(スタディプラス)】
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 どうして英語が聴き取れないのでしょうか? リスニングをする時いつも思うのは「to」「and」とかの簡単な単語に限って、ほとんど聴き取れないということです。何度音声を再生しても「トゥー」とは聴こえないし、「アンド」とも発音していない。「私の耳がおかしいのか?」と疑ってしまいます。

 それだけではなく、ネイティブの会話は、とてつもなく速く感じます。「どんだけ容赦ないんだ」と諦めかけていましたが、たまたま本屋で見かけた『CD付 世界一わかりやすい英語の発音の授業』という本に、その答えが書いてありました。



CD付 世界一わかりやすい英語の発音の授業』の著者・関 正生氏(慶應義塾大学文学部卒)は、1週間で2000人以上を教えているという人気英語教師です(「受験サプリ」のテレビCMにも、ちらっと出てますね、ちらっと)。

 詳しくは書籍を読んでいただくとして、そのさわりを少しだけ説明すると、基本単語「to」が「トゥー」と聴こえず、「and」が「アンド」と聴こえないのは、私の耳が悪いのではなく、ネイティブは「トゥー」とも「アンド」とも発音していないのが理由とか。びっくり!

 つまりネイティブが「to」を「トゥー」と発音するのは、その言葉を強調して(もしくは丁寧に)言いたい時だけで、普段は「タ」と発音するケースの方が圧倒的に多いのだそうです(「トゥー」は「強形」といい、「タ」は「弱形」といいます)。同じように、「and」も「アンド」ではなく、普段は「ン」としかネイティブは発音しません(もしくはン」「ンド」)。

 ネイティブの会話がとてつもなく速く感じるのも、そこに理由があります。例えば日本人は「ロック・アンド・ロール」だと思っているのに、実際のネイティブは内田裕也みたいに「ロケンロール」って発音するため、「速い」と錯覚してしまうわけです。つまり、実際は「速い」というよりも「短い」というのが正解のようです。

 また「You are」は「ユー・アー」ではなく、「ヤー」と発音するように、隣同士の単語がくっついて発音するケースもあります(「You」は「弱形」で「ヤ」)。短くなったから速く聴こえたわけですね。

 発音の本は、他にも良書がたくさん出版されていますが、最初のとっかかりとして『CD付 世界一わかりやすい英語の発音の授業』はおすすめです。すらすら読めて分かりやすいですし、発音のルールをざっくり知るには打ってつけです。今回ご紹介した発音ルール以外にも、目からウロコな話が目白押し! 「CD付き」で「1,620円」はとてもお得だと思います。

 英語のリスニングや発音が苦手な方はぜひ。


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DUO 3.0』を使用して英語の勉強を開始しました。『DUO 3.0』がどんな本かと言えば、重要単語1600語重要熟語1000語重複なし560本の英文に凝縮させた本です。これだけで標準レベルの単語と熟語を完全にマスターできるという優れものです。


 別売りの『DUO 3.0 / CD復習用』は音声が収録されています。これを使用することで560本の英文を約60分ですべてリスニングをすることができます。



声に出すとリスニング力も向上!?

DUO 3.0』の使用方法ですが、定番中の定番の単語本なので、ネットで検索すれば山ほどでてきます。私の場合は、「シャドーイング(英語音声を追いかけるようにして読み上げる練習方法)」もしくは「オーバーラッピング(英語音声に自分の声をかぶせて読み上げる練習方法)」といった、声に出す練習を中心に行います。

 発声練習を優先させる理由は、これまでの経験上、声に出して覚えた方が、英語が体に馴染む感じがするからです(どういうわけかリスニング力の向上に一番効果があるような……)。野球で例えるなら、最初から「正しい野球理論を知らなければ」とガチガチに身構えるより、深く考えず、取りあえず「キャッチボール」でも始めた方が上達するのと似ています。ようするに「習うより慣れろ」ってやつです。

 とにかく単語は覚えても、時間をおけばすぐに忘れてしまうので、繰り返し反復していくことが大切です。まずは英語に慣れることを目指し、ひたすら英語の「シャドーイング(オーバーラッピング)」していきたいと思います。ある程度身に付いてきたら、文法の勉強や、英語ニュースや海外ドラマなどを使用した学習に移行する予定です。
 

【DUO 3.0 使用方法】
  • 勉強開始時は、1日に1セクションずつ(全45セクションなので45日で1周できる計算)。最後(セクション45)まで終わったら、最初(セクション1)に戻り、また同じように一から始める。
  • 2周めは1日に2セクションずつ(全45セクションを約23日で1周)、3周目は1日に3セクションずつ(全45セクションを15日で1周)と、少しずつペースを上げていく。慣れてきたら、1日に5セクション(全45セクションを9日で1周)、1日に9セクション(全45セクションを5日で1周)ぐらいのペースで回せるのが理想です(下記の「手順」の1〜3を省略可)。
  • 「10周」を目安に反復を繰り返す(予定期間3〜6ヶ月ぐらい)。
  • 最終目標は、1日60分のリンスニングで全45セクションをチェックできるようにすること(すきま時間でのリスニングを継続)。〈改定:2015年6月29日(月)〉
     
■手順
  1. 単語の意味と、英文の訳をさらりと確認(無理に覚えようとせず、何となくの理解でOK)
  2. 英文の訳をイメージしながら、軽く音読✕3回
  3. リスニング(英文を1文に区切り音声をリピート再生✕10回)
  4. シャドーイング or オーバーラッピング(英文を1文に区切り音声をリピート再生✕20回)
  5. 次の英文に進み、同じことを繰り返す

スロー&リピートで乗り切る!

 音声の再生にはICレコーダー「Panasonic RR-XS455」を使用します。「スロー再生」や「A-B間のリピート再生」など、語学学習に必要な機能がそなわっています。iPhone等のスマホのアプリでも同じことができると思いますが、バッテリーの消耗が嫌なので、専用機を用意することにしました。お手軽な値段ですしね。


DUO 3.0 / CD復習用』は慣れていない人には早く聴こえますが、ICレコーダーの「スロー再生」を利用することで、何とか乗り越えられそうです(ちなみに、それでも聴き取れない箇所は、「弱形」で発音されているか、単語の前後がつながって「短縮」されているかです。その辺のことは、次のブログ記事「なぜ英語が聴き取れないのか?」に書こうと思います)。


突然、英語が聴き取れる!?

DUO 3.0』で勉強したことのある人は分かるかと思いますが、最初の1回目は結構しんどいです。身に付いている感覚がほとんどないから、前進している気がせず不安になることもあります。でもTOEIC 800点台の友人が言うには、『DUO 3.0』を繰り返し復習すると突然「英語が聴き取れる!」という瞬間が訪れるらしいので(だいたい6〜7周目ぐらいとか)、それを信じて、このままぐるぐる回していくことにします。

DUO 3.0』の学習は辛いことばかりではありません。実は英文に出てくる各登場人物にはキャラクターが設定されており、ストーリーを楽しめるよう工夫されています。特に、みんなの人気者(?)「ボブ」は、しみじみ笑わせてくれます(最後は涙のフィナーレです。嗚呼)。詳しくは下記のリンク先をご参考に。

【参考】
DUO3.0記憶術!痛いBobを中心に隠れたを物語を読みとる!
http://matome.naver.jp/odai/2135261764356758101

 とにかく乗りこなすコツは、「早く覚えなくちゃ!」と気合を入れ過ぎないってことですね。それよりも「繰り返し回していけば、そのうち覚えるだろう」と気長に構えて、回転数を重視した方が良い結果につながる気がします。

 効果があらわれてきたら、ぜひ報告したいと思います。


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  ふと思い出すのが、小・中学校の同級生だったK君(よく一緒に下校しました)。裕福な家庭ではなかったから塾には通わせてもらえず、教科書オンリーで勉強していました。参考書もいっさい買ってもらえなかったようです(一度も見たことがありません)。せまいアパート暮らしの彼には勉強部屋もありませんでした(子供時代にリビングで勉強していた東大生が多いという情報も、あながち間違いではないかもしれません。子供部屋なんか与えられた日には、嬉しさのあまり、こっそりサボっちゃいますもんね……母さん、ごめんなさい。。。)。
東京大学 赤門
 そんなK君の勉強方法は、学校の教科書だけで「①予習」→「②授業」→「③復習」→「④テスト前勉強」→「⑤テスト」→「⑥再復習」→「⑦総復習」するという、至ってありきたりな方法でした。それでも最終的には東大に合格し、今では某銀行の行員さんとして立派に働いています。

 ありきたりと言ったものの、考えてみれば、最低7回以上も繰り返し勉強しているわけですからね。まじめで素直な性格だった彼が、教科書やノートを何度も何度も繰り返し読み返していたのを思い出します。

 もちろんそれは、努力家K君だからこそ可能だったのかもしれません。一応、ほかの東大卒の友人たちにも聞いてみましたが、名のある進学校に通っていたようなやつばかりで、あまり参考になりませんでした。

 話はそれますが、K君とはクラブ活動も実は一緒。同じ野球部でした。たぶん私が記憶する限り、一度も部活動を休んだことがなかったと思います。みんなが嫌がるロードワークや坂道ダッシュ、ボール拾いやグラウンド整備ですら、手を抜くことなく真面目にこなしていました(ちなみに私はこっそり部活を抜け出し、自宅に帰って「水戸黄門」の再放送を観ていました……監督、ごめんなさい。。。)。

 誰よりも泥だらけになってがんばっていた彼でしたが、一度も試合に出させてもらえませんでした。公式戦だけでなく練習試合、チーム戦ですらも。決して上手ではなかったから、それはそれで仕方ないのかもしれないけど。でも時々、彼のがんばる姿を思い出すんですよねえ、今でも。


 もし、まかり間違って、ここにたどり着いてしまった受験生さんがいたら、あまり役に立たない内容でごめんなさい。ただの思い出話ですからね。そんな方は下記のリンクでもどうぞ。


【関連】
■NHK テストの花道

■現役東大生に教わる「勉強が得意になるコツ」 【リクナビ進学】

■東大生のおすすめ勉強法 | 受験対策 | 東大塾


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 今回は「効率的な学習法」について考えてみたいと思います。

超速「7回読み」勉強法』『超高速勉強法』……書籍やネット上には“超”が付く勉強法が沢山あふれています。その中でも私は、野口悠紀雄(著)の『「超」勉強法』を参考にしたいと思います(野口氏は“「超」シリーズ”で有名な経済学者です)。

 
「超」勉強法 (講談社文庫)

 ご興味のある方は、ぜひ『「超」勉強法』を読んでもらえればと思いますが、その「基本原則」は、①面白い(興味・関心がある)ことを勉強する。②最初に「全体」から理解する(「全体の把握」→「細部」)。③8割の原則(8割を理解したら先に進む)になります。それらを考慮して、どうやって勉強していくかを決めました(タイトルは似ているけど、時代に合わせて書き直した『実力大競争時代の「超」勉強法』もおすすめです。知識の詰め込みではなく、伝達力と問題の発見・解決力がこれからは重要になることを説いています)。


【勉強方法(2015年)】
  1. まずは「目次」を眺めて、テキスト全体を把握
  2. 続いて「前書き」「後書き」を読む(だいたいここに著者が言いたいことが書いてある)
  3. 「タイトル」や「見出し」、「図表」を中心に、どんなことが書いてあるのか、ペラペラめくって本文の「流し読み」
  4. ここでようやく「本文」の読み上げ開始!(一日の読む範囲を決めて、分からない箇所があっても止まらず一気に読む。スピード重視!)
  5. 読み終えたところは、できれば次の日までに「再読」して復習(重要箇所や不明点があるページのページ数をメモ)
  6. テキスト全体を読み終えたら「メモ」したページを中心に「再再読」
  7. テキストの「要約」をノート(Evernote)にまとめる(最終目標は「8割の理解」。後で調べられるように必ず該当するページ数を記載)

 1〜3は、勉強を始める前に「全体を理解」しておくためです。最初に全体を把握しておいた方が、後の読み取りがスムーズになると思います。

 4で「本文」の読み上げ開始! 最初の通読はエネルギーが必要な上、熟読してもすぐに内容を忘れてしまうため、ここで力んでも疲れるだけ。そんなわけで、この段階ではできるだけ負荷をかけずスピード重視で読む方が良いと判断しました。

 しっかり読み始めるのは5の「再読」からです(実質これが本番)。次に読み返す際の範囲をしぼるのため、重要箇所や不明点があるページのページ数を必ずメモします(書籍の空きスペースに書き込むか、メモした紙を本に挟むか、手帳にメモしておくか。私はEvernoteを使用します)。

 6は「再再読」「メモ」したページを中心に読むことにします(できればその前後も読んだ方が良いでしょうね)。

 7でようやく「要約」の作成。後あと復習する際も、素早く調べられるように、該当するページ数を必ず記載するのがポイント。ここでもワープロソフトか、もしくはEvernoteなどのクラウド・サービスを使用すれば、後で簡単に「検索」ができて更に便利でしょう。


忘れることを前提とした勉強

 じっくり勉強したとしても、時間の経過で忘れてしまうのが人間です。「覚えたことも、いつかは忘れる」という前提で勉強に取り組まないと駄目でしょう。さすがに7回も読むような勉強法は無理でも(もちろん効果はあると思うが)、ある程度、記憶に定着させるには、最低でも2〜3回は繰り返し読む必要があると思います。覚えたことを忘れない魔法の呪文は「忘れる暇をあたえない!(=ひたすら繰り返し反復)」です。

 もう一つ重要なのは、必要なときに必要な情報をいつでも引き出せるような工夫です。いくら習得したと思っても、いつかはその記憶も薄れるので、また調べ直す必要性が必ずでてきます。そこでまた「あれれ? どこに書いてあったっけ?」と再び調べるのに時間がかかってしまうようでは、エネルギーの無駄です。レポートを書く際に引用したり、他の科目の関連事項として調べることだってあるでしょう。卒論を書くときに改めて必要とする可能性もあります。そういった理由で、「再読」や「要約」の際は、該当するページ数の記載を必須と決めました。

 ちなみに今回の『「超」勉強法』と『実力大競争時代の「超」勉強法』を読む時から、新しい勉強法を実行してみました。なかなかよい感じだと思います。しばらくはこのやり方でがんばってみたいと思います。


【参考】
■勉強方法.com

■勉強法 - NAVER まとめ

■勉強の方法を見直して学習力をグングン伸ばす9つのポイント


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 社会人は、とにかく忙しい働いている人は日々の仕事で目一杯です。残業に追われている人。仕事と育児の両立で多忙な人。資格試験の勉強でまったく暇がない人だっていると思います。もちろん専業主婦だって日々忙しいことでしょう(特に、非協力的なパートナーだったりなんかしたら大変)。社会人が自由に過ごせる時間は、非常に少ないと感じます。
忙しい社会人
 慶應通信OBの方のブログをいくつか拝見すると、通信大学生として卒業するためには、かなりの時間を勉強に割く必要がありそうです。

 どうすれば無理なく勉強時間を確保できるでしょうか。あれこれ調べましたが、よく目にするのは3つの方法です(他におすすめがあれば、ぜひ教えてください)。①無駄な時間を削る②すきま時間を有効活用して勉強する③朝早起きして勉強する(他には「速読で時間を短縮する」なんてのもありました)。どれも平凡すぎて何とも言えませんが、実行すればそれなりの効果はあると思います。

 私は私で自分なりの「学習ルール」を決めたいと思います。


【5つの学習ルール】
  1. 各学習ごとに最低“3分”は勉強する!
  2. 「朝8時」から勉強開始!(主に前日の復習)
  3. 通勤時間は「英語のリスニング」
  4. 「帰宅後」1時間以内に勉強開始!
  5. 土日休日は余裕があれば「図書館」で勉強


無理なく持続可能な学習ルールで

 まず勉強時間ですが、あきれるぐらい短い“3分”に設定しました。最初から3時間とか5時間とかにして気合を入れすぎてしまうと、心理的な負担が大きすぎて、スタート早々に挫けてしまいそうな気がするので、あえて短く“3分”にします。

 なぜ
“3分”かと言えば、ボクシングの1ラウンドは“3分”。ウルトラマンが地上で戦える時間も“3分”。カップヌードルが熱湯を注いで食べられるまでの時間も“3分”。キューピーも“3分”クッキングですよね。なんとなく“3分”なら軽い気持ちで始められそうな気がしました。適当ですみません。

 
いざ始めてしまえば“3分”で済むはずがないです(たぶん)。気がつけば2〜3時間ぐらい勉強しているのではないでしょうか。一応そこが狙いです。

 朝の学習は「朝8時から勉強開始!」とすることにしました。だいたい午前8時前に起床するので、その後に勉強するのが私にはちょうど良いです。いつもだと「朝の情報番組」をだらだら見ちゃっていましたが、それは今日でやめます。どうせ暇つぶしの内容ばかりですしね(楽しんでいる方がいたら、ごめんなさい)。

 通勤時間は「英語のリスニング」にあてたいと思います。自宅と会社が近所で通勤時間が長くないため、電車での移動中やその他の空き時間も「英語のリスニング」に割り当てます。

 夜の学習は「帰宅後1時間以内に勉強開始!としました。時間ではなく、あえて「帰宅後」→「勉強」とした理由は、自宅に「帰宅」するのはほぼ毎日なので、仮に予定の変更などで時間がズレたとしても、その後の「勉強」する行動には影響しないからです(時間で設定してしまうと、そうはいきません)。そんなわけで「帰宅後1時間以内に勉強開始!」というルールにしました(やってみないと分かりませんが、その方が習慣化できる気がします)。

 基本的に学習科目は1科目にしぼって学び、それが終了するまで他の科目に手を付けないことにします。ひとつに集中したいので。ただ「英語」に関しては例外で、他の科目と平行して学んでいこうと思います(リスニングだけでなく単語や文法なども)。

 また、夜勉の時間帯のテレビ番組はすべて録画とし、その日の勉強が終わるまでは絶対に見ないこと
にします。

 土日休日の図書館での勉強は、あくまでも余裕があればと言うことで。

 さて、さっそくこれらの「5つの学習ルール」で勉強を開始します。やりながら微調整していくつもりです。とりあえず実行してみます。


【参考】
■どうやって勉強時間を確保するか?
http://president.jp/articles/-/11093

■私の人生を変えた「朝1時間勉強法」 
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1308/29/news013.html

■エンジニア式 仰天!すき間時間の勉強テク|【Tech総研】
http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000217

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「数学」と「英語」以外で、入学前に学んでおこうと思うのは「簿記」です。村上憲郎(グーグル日本法人名誉会長)氏の著書『村上式シンプル仕事術』には、「財務・簿記の基本知識を身につける」ことが、ビジネスパーソンにとって非常に重要であることが書いてあります。

 昔から「経営を知るには、まずは簿記3級を学べ」と言いますしね。ひとまず「簿記3級」を目指す準備から始めたいと思います。 

簿記のお勉強、はじめの一歩

■『はじめての人の簿記入門塾』浜田勝義(著)
 よけいな説明をはぶき、初心者が苦手とする“簿記の用語”と“簿記のルール”を丁寧に解説した簿記の入門書。各PARTの簡単なポイントがマンガでわかります。
 

はじめての人の簿記入門塾

■『スッキリわかる 日商簿記3級 第6版』滝澤ななみ(著)
 わかりやすさ・読みやすさに徹底的にこだわった日商簿記3級のテキスト&問題集。簿記検定のベストセラー書籍です。
 

スッキリわかる 日商簿記3級 第6版


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「数学」の他に復習しておいた方が良い科目は、必修外国語科目で選んだ「英語」です。入学願書を書くとき、「英語」の仮認定は希望しませんでした。どのみち科目試験を受けなければなりませんし、自らの英語力から言っても、一から勉強し直した方が良いと判断しました。

「英語」に関しては、本腰を入れてがんばりたいと思います。ひとまずは単語の復習から始めたいと思います。テキストと音源は、英単語学習の定番『DUO 3.0』を使用します。

 定期的にTOEICも受ける予定(モチベーション維持のために)。一定の成果を出せたら発表させていただきます。最初に目標とするTOEICスコアは600点2020年までには750点を目指したいと思います。

■TOEICテスト|スコアの目安
http://www.toeic.or.jp/toeic/about/result.html


英語のお勉強、はじめの一歩

■NHK高校講座 | チョー基礎から始めよう! ベーシック英語
 高校の英語がわからない人のための基礎力UP講座。中1から中3までの英語のつまずきポイントを徹底攻略。文法の基礎や文章読解のコツを楽しく学べます。
NHK高校講座 チョー基礎から始めよう! ベーシック英語

■NHK高校講座 | コミュニケーション英語Ⅰ
 コミュニケーション英語Ⅰを分かりやすく解説していくNHK高校講座。テレントで映画コメンテーターのLiLiCo(リリコ)がMCです。
NHK高校講座 | コミュニケーション英語Ⅰ

■『DUO 3.0』鈴木陽一(著)
 日本の「いろは歌」をヒントに、現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を重複なしで560本の英文に凝縮させた本。わずか560英文で標準レベルの単語集1冊分の単語+熟語集1冊分の熟語が完全にマスターできます。
 

DUO 3.0


DUO 3.0 / CD復習用


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「合格通知」が届くまで、最低でもあと一月半近くは待つことになります(例年は「春分の日」の3/21以降です)。その間、の〜んびり過ごしていては意味がないです。まだ入学が決まったわけではないですが、合格することを前提に(神様お願い!)、基礎の基礎から勉強し直したいと思います。

 私の場合は大学を卒業してから十数年たっています。基礎学力は相当下がっているでしょう。それだけでなく、そもそも文系の大学だったので、経済学部に入学するとなると、「数学」が足かせとなる可能性が大きいです。経済学を学ぶ上で「数学」の基礎学力は必要不可欠。避けては通れません。

 岩本康志(東京大学大学院経済学研究科教授)氏のホームページの記事「大学での経済学の学び方」には「高校数学(I,II,A,B)の知識を前提とした上で,中級ミクロ経済学の履修までに,大学数学2科目(微積分・線形代数)を履修させるカリキュラムを編成すると,ほとんどの科目での数学的な取り扱いの制約は解消されます」とあります。

 文系人間には、その前提はハードルが高いです。理系の人にとっては楽勝でしょうが(心から尊敬)。と言ったわけで、まずは「数学」の総復習から開始したいと思います。


数学のお勉強、はじめの一歩

■NHK高校講座 | チョー基礎から始めよう!ベーシック数学
 高校生の苦手意識が特に強い数学を、基礎の基礎からじっくり復習できる番組(小学〜中学生レベル)。まずはこの番組で基礎力UP講座で苦手意識を克服しよう。40の「数学奥義」を身につければ、分数から2次関数まで完全マスター。もう数学は怖くない!
NHK高校講座 | チョー基礎から始めよう!ベーシック数学

■NHK高校講座 | 数学Ⅰ
 数学Ⅰを分かりやすく解説していくNHK高校講座。初心者向けの分かりやすい番組です。
NHK高校講座 | 数学Ⅰ

■放送大学 | 初歩からの数学(’12)
 高等学校までに学ぶ数学の内容を、一から学び直す番組。これにより数学の知識を、整理し再確認できます。基礎的な計算技法はある程度必要ですが、それを必要最小限に押さえ、公式を記憶する事にこだわらず、数学の基本概念をしっかりと理解することができます。
放送大学 | 初歩からの数学(’12)

 数字に強くなりたい、経済学を学びたいが、数学が苦手。そんな人のための、経済学・ビジネスの知識と数学をイッキに学べる本。ビジネスシーンで見かける事例とともに、数学は小学校の分数から解説。全ページYouTubeで解説つきの経済学入門書です。


経済学と(経済学、ビジネスに必要な)数学がイッキにわかる!!


【参考】
■岩本康志(東京大学大学院経済学研究科教授)ホームページ

■経済学を学ぶための技法 - 学部カリキュラム | 慶應義塾大学経済学部・大学院経済学研究科
http://www.econ.keio.ac.jp/curriculum/technique.shtml

■慶應義塾大学経済学部・大学院経済学研究科

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