慶應通信のすゝめ

慶應義塾大学 通信教育課程で学び卒業を目指します

『慶應通信のすゝめ』は、慶應義塾大学 通信教育課程(経済学部)の卒業を目指す社会人のブログです。自分自身の学習計画を整理するために立ち上げました。私と同じようなことでつまずく通信生も世の中にはきっといるはず。少しでもお役に立てればと思います。

2015年01月

「志望理由書」の2つ目の問いは下記になります。

2. 自分の学びたい学問領域に関わる書籍を一冊選び、概要をまとめた上、自分の視点から論評しなさい。(720字以内)

 「志望理由書」の学部に関連する書籍ですが、難しすぎず、どうせなら入学してからも役に立ちそうな本ということで『マンキュー入門経済学』を選びました。
 

マンキュー入門経済学 (第2版)

 内容自体は大変面白く為になりましたが、困ったことに、けっこうページ数が多いので、とても720字ではまとめられそうにない(全てのページを強引にまとめても薄っぺらい内容になってしまうし……)。しかも、経済の教科書的な本なので論評するのが逆に難しいです。

 とは言え、いまさら別の本に変えるのもどうかなと(もっと薄い本で論評しやすいのを選べば良かったです)。考えたあげく、興味のある章に絞って論評していくことにしました。ただ「一冊選び、概要をまとめた上」とあるわけだから、一冊丸ごと概要をまとめないと駄目なのかも。その辺はある程度考慮して要約していくことにしました。

 ブログ記事「志望理由書」には何を書くのか? と同じように、こちらも「序論(問い)」「本論」「結論(答え)」のアウトラインを考えてから、書き始めたいと思います。

【序論】
選んだ本の宣言
 ↓
問題提起(○○○だろうか?)
 ↓
①本の概要〜②論評の流れで書くことを提示
 ↓
【本論】
①本の概要
 ↓
②論評(推論とその根拠)
 ↓
【結論】
結論と今後の課題


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 私は学士入学を希望しているので、慶應通信の願書を出願する際、卒業した大学の「卒業証明書」と「成績証明書」が必要になります。
郵便定額小為替と特定記録郵便
 卒業大学から各証書を取り寄せるため、
  1. 申込書
  2. 身分証明書の写し
  3. 証明書代郵便定額小為替:少額の場合、普通為替や現金書留よりも安い)
  4. 返信用封筒
  5. 切手(貼付)
 以上の5点を定形の封筒(長型3号)に入れて、特定記録郵便で送りました。各大学や高校によってその辺の手続きは若干違うかと思います。まだ取り寄せてない方は、母校のホームページ等でぜひ確認してみてください。

 言うまでもないですが、大学から届いた証明書の封筒は開封してはいけません(ご注意を!)。成績が気になってどうしても中身が見たいという方は、余分に取り寄せてみては。気にしたところで何も変わらないので、私はしませんが。


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 「志望理由書」に書くべき内容は下記の3項目になります。
志願者情報カード

■志願者情報カード
  1. 大学で何を学ぼうとしているのか、①過去の学習経験、②将来の展望、に触れながら、志望した学部(類)に関連させて述べなさい。(720字以内)
  2. 自分の学びたい学問領域に関わる書籍を一冊選び、概要をまとめた上、自分の視点から論評しなさい。(720字以内)
  3. なぜ慶應義塾大学の通信教育課程を選んだのか述べなさい。(150字以内)

 前回のブログ記事『「志望理由書」を書き始めるその前に』で計画したように、「志望理由書」はレポート・論文形式で書く予定です。でも、いきなり書き始めてもぐちゃぐちゃになりそうなので、まずは「序論(問い)」「本論」「結論(答え)」のアウトラインを考えてから、そこに肉付けしていこうと思います。

 1つ目の質問には、

【序論】
希望する学部の宣言
  ↓
大学で何を学ぼうとしているのか?
  ↓
過去の学習経験〜将来の展望の流れで書くことを提示
  ↓
【本論】
①過去の学習経験 → それが志望動機につながった話
  ↓
②将来の展望 → それを実現するために学ぶべき学問
  ↓
【結論】
○○な理由で○○を大学で学びたい

といったアウトラインで考えています。

 2つ目の質問を書くにあたっては、学部に関連する書籍を選ばなければなりません。私の場合、経済学部を希望するので、経済に関わる本を論評する必要があります。さて、どの本にしようかな。時間がないぞ。

 3つ目は150字以内と短いので、慶應通信を選んだ理由をいくつか挙げるだけで埋まってしまうと思う。他の通信大学でなく、慶應通信を選んだ理由を明確にする必要があるでしょう。


 「志望理由書」でないですが、「入学志願書」の中には、性格(長所・短所など)と特技を書く項目があります。
 

■入学志願書
  • 性格(長所・短所など)
  • 特技
 ただ単に長所や短所を挙げるだけでなく、例えば「長所・短所とその分析 → 欠点はどう改善していくか」といったように、せっかくなので自分自身を見つめ直す契機にしたいと思います。こういうのは見栄を張っても見透かされるだけなので、正直に書くのが一番じゃないだろうか。


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 入学の合否を左右するであろう「志望理由書」。大学側はどんなところを見ているのでしょう? おそらくレポートや論文をちゃんと書けるかどうかの文章力を見ているのではないかと思います(「大学で学びたい!」という情熱も大事でしょうけど、入学を希望するからにはそれはあって当然ですから)。そもそも文章が書けないようでは通信大学生として続けていけません。「志望理由書」を書き始める前に、論文・レポートの書き方について基本を学ぶ必要がありそうです。

 そこで参考にした書籍は『レポート・論文の書き方入門』 河野哲也 著(慶應義塾大学出版会)です。分かりやすい入門書で、通信大学でレポートを作成するときに役立つと思いました。ざっと数時間で通読できるレベルです。
 

 内容をざっくりまとめると、レポートや論文には「問い」と「答え」の2つが必須で(そこが感想文や作文との違い)、「序論(問い)」→「本論」→「結論(答え)」という構成で書かなければならないということです。

 レポートや論文における本文構成の概要は下記になります。

【本文】
●序論(5〜10%)
  (1)テーマ(主題)の導入
  (2)問題の提示
  (3)方法の提示
  (4)本文展開の予告 ※短い小論文やレポートでは省略可

●本論(80%〜)
 ◯章と節(番号と見出し[題]をつける)(「並列」と「進展」)
 ◯文段(段落)の論理的な結合
 ◯説得力のある論述(論理的推論 + 実証)
  (a) 実験・観測(観察)・アンケート調査・インタヴューなどによる実証的な証拠(いわゆる事実)
  (b) 証言、または信頼できる専門家の意見
  (c) 一般に確認された見解、すでに証明された主張、あるいは、いわゆる社会的通念、常識
 ◯言明の帰属元・出所の明示

●結論(10%)
 (1)要約 ※短い小論文やレポートでは省略可
 (2)結論
 (3)論議:提出した自己の議論・結論の意義を客観的・第三者的に評価する


 上記のようなレポート/論文形式で「志望理由書」を書き始めたいと思います。


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 慶應義塾大学 通信教育部の出願期間は、4月生の場合、2月10日~3月10日10月生は8月10日~9月10日)になります。そろそろ時期も迫ってきましたし、ぎりぎりになって慌てるのは嫌なので、さっそく出願準備を始めたいと思います。
正科生入学案内
 入学説明会で配付された「正科生入学案内(出願書類在中)」の中には、
  • 学生募集要項
  • 入学案内
  • 学志願書
  • 志望理由書
  • 志願者情報カード/写真票/選考料納付票
  • 写真用シール
  • 返信用封筒
  • 願書送付用封筒
が入っています(まだ入手されていない方は、慶應通信WEBサイト資料請求」に入手方法が詳しく書いてあります)。

 まずはその中の「学生募集要項」を熟読。大学の合否は出願書類による選考となるので、記入ミスや書類不備がないよう注意しなければなりません。なかでも「志望理由書」は合否に大きく関わるでしょうから、しっかり丁寧に書きたいと思います。

 慶應義塾大学通信教育課程の合格率は公表されていませんが、「慶應義塾大学通信教育課程の噂:入学時の倍率」の記事によると、だいたい倍率は1.1~1.5倍ぐらいじゃないかと予想しています。つまりは志願者の1/3は不合格になる可能性があります(同じサイトに「卒業率〈その1〉〈その2〉」についても書いてあります。これまた非公表なので正確のパーセンテージは分かりませんが、卒業するのが相当厳しいことは間違いないようです。覚悟して頑張らなければなりません)。

 合格できるよう、まずは「志望理由書」に全力で取り組みたいと思います。


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